- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
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★トピックス&地域別状況
下図はヨーロッパstoxx600(黄色)、MSCIエマージング指数(ブルー)、MSCIアジア太平洋指数(紫色)の2013年9月30日から2014年3月21日までの騰落率の推移を表したものです。
13年12月中旬から欧州のStoxx600(黄色)は上昇し9月30日に対しては6%弱上昇しています。
一方MSCIアジア太平洋指数(紫色)は今年に入り、下落を始め、現時点では-4%のレベルに下がっています。同様の軌跡をたどり、新興国株価指数(ブルー)も現時点では-4%レベルまで落ちています。この図を見ると、力強さは無いものの欧州の株価回復が確認できます。ウクライナ危機が、これ以上深化しなければ、景気の回復による株価上昇が期待できます。
★主要株価指数週間騰落率
今週の先進国株価指数をみると、日本の一人負け状態が続いています。また、日本ほどではありませんが、香港も下げ、シンガポールも下落しています。欧州勢の伸長に比べ際立って見えます。
先進国の上昇率1位はオーストリアのATX指数で3.48%、2位はドイツフランクフルトDAX指数で3.16%です。3位もイタリアのFTSE MIB指数で3.08%の上昇です。ヨーロッパ勢の中で奮わなかったのは、スイスSMIで-1.44%でした。
一方下落率1位は日本のマザーズで-5.71%、2位はジャスダック指数で-2.93%、3位はTOPIXが-1.61%です。トップ3は全て日本株価が占めています。
トップ同士の差は9.19ポイントと先週より幅を広げています
ちなみに、米国のVIX指数は先週末17.82から15.00迄下がりました。
新興国の株価指数は今週上昇した市場が多くを占めました。グラフを見てわかることは、アジア勢が振るわずヨーロッパ勢と南米諸国の株価が上昇しています。
上昇率の1位は首長国連合のドバイ金融市場総合指数で、8.10%の上昇、次いで2位が先週ウクライナ危機で大きく下落したロシアRTSIの6.44%の上昇、3位はアルゼンチンのメルパル指数で5.91%の上昇です。
一方下落した1位は、インドネシア総合指数で-3.66%、2位はペルーのIGBVL指数の-2.69%、3位は台湾の加権指数で-1.27%でした。
上昇下落トップ同士の差は、11.76ポイントの差になりました。
★10年国債利回り(長期金利)
今週は日本のみ蚊帳の外状態です。株価が落ち着きを戻したことにより、各国の国債利回りは上昇をしています。
★商品先物価格及び商品指数
ウクライナ危機について、限定的な対応が予想されることから、貴金属価格が下落しています。また、中国の景気減速不安から先週大きく下げた銅の価格が下げ止まりました。
原油・ガスなどのエネルギー価格が下げており、CRB指数も下落しています。。
★株価指数、現時点で先進国24ヶ国30指数を捉えています。日本と米国は複数の指数を表示しています。新興国及びフロンティアからは28か国28指数で、MSCIエマージング諸国にフロンティアの一部をプラスしています。
文責
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。
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独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨
FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
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