- 堀江 健一
- カウンセリングルーム エンパシィ 代表責任者
- 東京都
- 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー
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12月12日木曜日に、国会議事堂の前にある衆議院議員会館にて日本がん難病サポート協会主催の「統合医療研修会」と言う講演会があり、懇意にして頂いているその協会理事でもある齋藤道雄先生のお誘いで参加してきました。
統合医療とは「現代医療と代替医療(薬や手術と言った西洋医学以外の心理療法やヨガ・アロマテラピー・漢方、鍼、禅など東洋医学・インドのアーユルヴェーダなど)の療法の良い部分をすべて駆使した医療」という意味で用いられています。
会の開催のあいさつを参議院議員の片山さつき氏が行い、「代替医療が国民の健康の向上に役立ち、病気を未然に防ぐと言う意味でも日本が抱える膨大な医療費の削減にもつながる重要な意味を持つもので、国会議員もバックアップしている」と述べておりました。
参加者もお医者さんから、独自の農業で日本の食を向上させようとする方々、民間療法の従事者や、健康に興味のある方々など、さまざまな分野の方がおられる様子でした。
私が特に印象に残った講演をご紹介しますね。
河名秀郎先生(自分でも自然農業を営み、収穫物をナチュラル・ハーモニーという青果、雑貨、レストランなどのお店を経営する会社の社長さんです)のお話し。
自然農業というのは、簡単に言えば農薬・肥料を使わない農業のことです。
虫が付かず、大量に収穫物を得るために農薬を使う。農薬を使うと、土中の有害な細菌も殺してくれるが、有益な細菌も殺してしまう。そのため、土中の栄養を補うため肥料を使う。それを食べると、アレルギーや窒素などの毒物が体内に溜まることになり、健康を脅かすという流れがあるそうです。
私のイメージでは、農薬を使わないで作物を作ると、沢山虫が付いて、育てるのに手間暇がかかって大変だ、と思っていましたが、河名先生によると、そうではないそうなんです。
農薬を使って育てられてきた米や野菜を、急に無農薬で育てると沢山害虫が付いて、「虫食い」になってしまうそうですが、昔からの野性味に溢れる野菜は、無農薬でも虫が付かないのだそうで、野菜の品種を選んで育てれば、無農薬のおいしくて、健康に良い作物ができるそうです。
またそうした作物は過剰に栄養を与えられていないため、色素が薄い、簡単に言うと、緑色が黄緑なので、一見おいしくなさそうに見えてしまったりするそうです。
実験で、無農薬で育てた大根と、農薬を使った大根を輪切りにしてビンに詰めて、何日たったらどうなるか?試しているそうです。農薬の大根は、半月くらいでドロドロに溶けて悪臭を放ってしまったそうですが、無農薬の大根は、6年が経過した今では、発酵してお漬物のようになって、形を保っていました。(壇上で見せてくれました)
もう一人、坂井康起先生(ドイツ・ヴィアドリナ欧州大学 補完代替医療学 講師)
主にガンに効果が見られた高濃度水素水とタヒボの症例紹介です。
高濃度水素水という水を浄水器(医療用の生成器が市販されています)の様なものを使って、水の分子をすごく小さくし、その水は細胞内にまで浸透し、新鮮な酸素・栄養を行きわたらせ、老廃物を流し、解毒する作用が高いそうです。
そしてタヒボというのは、アマゾンに生育している樹木(学名はタベブイア・アベラネダエ。通称タヒボ)の樹皮を微粉末にした健康茶です。成分は強い免疫力、抗酸化作用と、殺菌効果認められているそうです。
坂井先生はこの水とタヒボ茶をガン患者に飲ませ、ガン細胞の縮小した症例を発表下さいました。その例なんと2万件だそうです!
末期であったり、手術出来ない部位にガン細胞があり、お医者さんもどうすることも出来ない様な患者さんが紹介されてくる例も少なくないそうです。
ステージ3までなら、70~85%、ステージ4でも50%の割で効果が見られた(薬事法という法律の関係で、治ったと人前で断言できない)そうです。
様々なガンに効く健康食品と言うものが世間で言われていますが、このような信頼性のある会で、タヒボ茶というものを知る事が出来たのは良かったと思いました。
私自身、ちょうど、12月4日に母親が乳がんの手術をしたばかりで、とりあえず転移などもなく無事に終わったのですが、いつ再発しないとも限りません。もし再発したら飲ませてあげようと思いました。いや今から飲ませても良いのですが、やはりお値段が高い(ひと月2万円位)もので(^_^;)
ガンの治療にも効果がある心理療法として、患者さんに「ガン細胞をやっつけるイメージ(ガン細胞に見立てた悪物をマシンガンや光線銃で殺す等)を用いるサイモントン療法が有名ですね。
私も心理カウンセラーとして統合医療の一端を担うものですが、他の分野の代替医療をしている方々の活動を知る事が出来て、大変勉強になるとともに、刺激をうけた講演会でした。今日はやや硬めの話でしたが、皆さんのお役に立てそうな話題がありましたら、これからもご紹介して行きたいと思います。
このコラムの執筆専門家
- 堀江 健一
- (東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)
- カウンセリングルーム エンパシィ 代表責任者
何より優しく共感を持って、あなたの味方になります
2021年公認心理師(国家資格)取得13年間で1万人以上の相談実績を基に、深く人を理解し心のもつれた糸を解きほぐします。恋愛が出来ない、自己否定感、人と接するのが怖い、夫婦間の亀裂など、人間関係全般、アスペルガーの方の社会適応などのご相談。
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