バリアフリー建築というと障がいをお持ちの方や高齢者のための住宅というイメージが殆どですが、最近ではペットも高齢化を迎え、段差を登れず家庭内事故に繋がることが増えているようです。
また、ミニチュアダックスフンドなどの体型が、人間の住まいに適合しなかったりで身体に負担がかかったりすることで飼い主さんが悩まれる話も良く聞きます。
今後は高齢者世帯がペットと同居する割合も増えると言われており、マンション供給過多気味の現在において「ペット不可」の賃貸は苦戦するという見方もあるようです。
人間とペットにおいて共有できる段差解消や足に優しい床材の使用などが知られていますが、根本的に目線の高さの違いが大きいので、床下から40-50センチまでの高さに突起物やコード、コンセントなどがあると事故の原因になります。
オフィスビルなどに用いられるOAフロアの考え方や冷蔵庫などメンテナンスを考慮したコンセント高さなど、様々なノウハウがペット共存住宅に活かされれば、人もペットも安心した生活が出来ると考えています
(^^)
このコラムの執筆専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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