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中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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中村 英俊
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閲覧数順 2017年02月25日更新

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メニュー偽装疑惑で窮地に立たされている半信半疑ホテルの社長が辞任をすると発表。


よくある一連の不祥事の責任をとりトップである社長が辞任したという体であるが、今回のケースは単に自信で辞任に追い込んだ感が強い。


基本的に謝罪会見である筈が、当初の印象は釈明会見。もっと言えば、自身は悪くないということを主張しているようにも見えた。そしてメニューと使っている食材が違うことは認めたものの、あくまでも「ミスであり故意ではない」ことを強調することに終始。


結果的に一般消費者から偽装と思われても仕方ないとの表現で漸く謝罪をし、辞任する訳だが、この流れだと、責任を感じ辞めたのではなく、「辞めざるを得なくなり単に辞めた」という印象しか受けない。


また現状では反省の色も見えず、また再発防止への期待も感じられない。問題の本質を見極める力もなく、その場しのぎをするという体質が浮き彫りになり、次の手を打出しにくくした形で既に切り札のひとつでものある「社長辞任」というカードも既に使ってしまったという見事なまでも解りやすい失敗例であろう。


有事の際に「会社を守りたい」という気持ちは誰にでもある。しかし嘘を突き通せば何とかなるだろうという安易な発想では、切り抜けられるか否かという次元ではなく、本当に潰しかねない自体にまで陥る事は少なくない。


失敗は誰にでもある。また経営が苦しいために誤った選択をしてしまうこともあるだろう。


しかし自社や自身の立場はさておき、問題の本質を見極めた上で、本来、「周囲とどの様につき合っていくべきか」という広報の思想を受け入れるべきだが、この視点で判断出来なくなってしまうことが有事の際にはたびたび起こってしまう。


顧客満足度云々という言葉は日頃からよく使われるが、有事の際にもまずは「消費者視点」で物事が判断出来るように日頃からトレーニングする必要があるだろう。


また有事の際には経営者と広報が対峙する場面もままある。そのような自体を回避するためにも、日頃から広報と経営者層のコミュニケーションを密にすることも重要だと痛感させられた事例であった。


そういう意味では解りやすい失敗例ではあるが、学ぶところの多い事例ではないだろうか。

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