私自身の「持ちネタ」 - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

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対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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私自身の「持ちネタ」

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  1. 育児・教育
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おそらく、経験値が一定以上ある講師(先生)は、


「持ちネタ」といえる決めトークを持っています



例えば、それが数学の必殺技であったり、社会のゴロであったり



そういった教科指導の場合もあれば



「やる気を引き出す話」「受験の現状」といった教科ではない話もあります




私の場合、


みんなが苦手な内容、嫌がる内容ほど

「どうしたら、簡単に、わかりやすい表現で伝えられるか」を

研究してきたので、

苦手な、嫌な内容ほど「持ちネタ」は存在します



また、教科指導ではない話では


・通知表の話


・進学校と非進学校の話


・高校に入ってからの話


・仕事の話


・各成績でのカベの話


・独学の単元ごとの話


など、持ちネタはかなりあります




だいたい


小学生には、雑談で引っかかったときに少し話し


中学生には、話せるタイミングで時間を取って話し


高校生には、1人1人に書面で伝え



何年もいる生徒にとっては、何回も聞かされることもあります



やはり、持ちネタの威力はすごいもので


・数年前に話したネタも覚えている


・卒塾式のときに話題になる


・そのネタを数か月後に周りに話している


・「また、あの話してよ」とリクエストがくる


というくらい、インパクトがあるのだと思います





この記事を書いた日も、中学2年生に


「カベの話」

「スキーマの話」

を約1時間、実践も交えて教えました



おそらく、しばらく中2の生徒は

「スキーマ」「スキーマ」と、その言葉と意味が頭から離れないでしょう





講師の経験値は、

こういう「持ちネタ」の数でもわかります



経験の浅い講師は、教科書のまま・書いてあるまま伝えようとします


少し経験値が上がってくると、相手が「?」という顔を見て、試行錯誤しますが、その場では

ベストは見つかりません


持ちネタになるのは

「相手のために」という気持ち

「伝えるため」の試行錯誤

「より良いものを求める」探究心

が必要になります



もし、お子様の指導をされている講師(先生)の言っていることが


「教科書通り」「どこかで聞くような言葉」「差しさわりの無い言葉」ばかりなら


まだまだです


こうしたブログでもHPでも懇談でもわかります


自分の言葉で、自分なりの表現をしているか


そこを見てみてください


そこに講師(先生)としての経験値がにじみ出ていますよ

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