- 坪内 康将
- 独学指導者
- 愛知県
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
おそらく、経験値が一定以上ある講師(先生)は、
「持ちネタ」といえる決めトークを持っています
例えば、それが数学の必殺技であったり、社会のゴロであったり
そういった教科指導の場合もあれば
「やる気を引き出す話」「受験の現状」といった教科ではない話もあります
私の場合、
みんなが苦手な内容、嫌がる内容ほど
「どうしたら、簡単に、わかりやすい表現で伝えられるか」を
研究してきたので、
苦手な、嫌な内容ほど「持ちネタ」は存在します
また、教科指導ではない話では
・通知表の話
・進学校と非進学校の話
・高校に入ってからの話
・仕事の話
・各成績でのカベの話
・独学の単元ごとの話
など、持ちネタはかなりあります
だいたい
小学生には、雑談で引っかかったときに少し話し
中学生には、話せるタイミングで時間を取って話し
高校生には、1人1人に書面で伝え
何年もいる生徒にとっては、何回も聞かされることもあります
やはり、持ちネタの威力はすごいもので
・数年前に話したネタも覚えている
・卒塾式のときに話題になる
・そのネタを数か月後に周りに話している
・「また、あの話してよ」とリクエストがくる
というくらい、インパクトがあるのだと思います
この記事を書いた日も、中学2年生に
「カベの話」
と
「スキーマの話」
を約1時間、実践も交えて教えました
おそらく、しばらく中2の生徒は
「スキーマ」「スキーマ」と、その言葉と意味が頭から離れないでしょう
講師の経験値は、
こういう「持ちネタ」の数でもわかります
経験の浅い講師は、教科書のまま・書いてあるまま伝えようとします
少し経験値が上がってくると、相手が「?」という顔を見て、試行錯誤しますが、その場では
ベストは見つかりません
持ちネタになるのは
「相手のために」という気持ち
「伝えるため」の試行錯誤
「より良いものを求める」探究心
が必要になります
もし、お子様の指導をされている講師(先生)の言っていることが
「教科書通り」「どこかで聞くような言葉」「差しさわりの無い言葉」ばかりなら
まだまだです
こうしたブログでもHPでも懇談でもわかります
自分の言葉で、自分なりの表現をしているか
そこを見てみてください
そこに講師(先生)としての経験値がにじみ出ていますよ
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