- 三島木 英雄
- 株式会社FPリサーチパートナーズ 代表取締役
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
東証REIT指数、徐々に安定的に
来年から始まるNISA、投資をはじめるにあたり
株式や債券、不動産(REIT)、コモディティなどがあるが
具体的にどこから始めればいいだろうか。
アベノミクス相場、オリンピック相場もあり日本株式は若干荒れている状態だ。
値動きをする環境にあるので、値動きを積極的に活用するヘッジファンド等の
資金、海外からの資金も集まっている。
それだけに個別的な銘柄では思わぬ株価の上下がある。
ETFの活用
そんなときには指数などに連動するETFを活用するといい。
イメージは投資信託のようなパッケージ商品だが、
・株式市場で売買が可能
・信託報酬などが安価
・多くのインデックス投資商品がある
上記のような特徴があり、株式初心者にはもってこいの商品だ。
ETFは沢山の商品ラインナップがあるが、今回はREITを取り上げる。
REITは不動産賃貸収入がメインなので、賃貸需要や
借入コストなどが相場の上下要因になりやすい傾向がある。
上の図は10年債利回りとREIT価格の推移だが
金利が低い(緑線)とREIT価格(青線)は上がる傾向にある。
現在の10年債利回りが0.7%水準で概ねREIT価格は1,500程度。
この目線で、配当利回りは約3%強である。
今後利回りが上昇していけばREIT価格の下落も想定はされるが
都市部の不動産需要にある程度支えられそうである。
投資で難しい場合はETFなどのインデックス商品を活用すると
個別の要因を受けにくいので、初心者には適しているかもしれない。
このような比較的安定的な不動産(REIT)などに、攻めの株式
ディフェンシブな債券なども活用し、ミドルリスクをとっていくのも1つの方法です。
※本コラムの題材として1343東証リート指数のデータを活用しておりますがその商品を推奨するものではありません。投資においては自己責任の上、ご判断をいただきますようお願いします。
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