みずほ銀行コンプライアンス違反事件で露呈した脆弱性 - コンプライアンス研修 - 専門家プロファイル

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中沢 努
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閲覧数順 2018年10月17日更新

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みずほ銀行コンプライアンス違反事件で露呈した脆弱性

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日常を哲学する

<内容> みずほ銀行、コンプライアンス違反、法令違反、倫理違反事件、問題点、問題の本質と課題


みずほ銀行
でコンプライアンス違反事件が起こりました。信販会社を通した反社会的勢力への融資が明るみになったのです。

「みずほ銀行の佐藤康博頭取は8日、信販会社を通じて暴力団などに融資していた問題で初めて記者会見し、当時の西堀利頭取(2011年退任)にも取引が報告されていたことを明らかにした。佐藤氏らが出席した持ち株会社みずほフィナンシャルグループの取締役会にも11年に問題融資の関連資料が配られていたことも分かった。」(2013年10月9日(水) 日経新聞 朝刊1面)

経営トップを巻き込んだ法令違反は今に始まったことではありません。

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以下の事例を見て下さい。
(A)
 ニチアスは法令順守を目的にした06年10月の社内調査で不正を把握。しかし川島社長は「納入先の住宅メーカーに混乱を招き、迷惑をかける。不正建材に代わる改良品ができるまでは公表すべきでない」と判断、隠蔽をトップ自ら指示した。」 (2007年10月31日 日本経済新聞)

(B)
 「北海道苫小牧市の食肉加工販売会社「ミートホープ」による食肉偽装事件で、同社には具体的な偽装方法がトップダウンで従業員まで伝わる明確な指示系統があることが分かった。・・・社長の三男で専務は「会社の利益のため社長に代わって従業員に指示していた」と話しているという。」 (2007年10月25日 日本経済新聞)

(C)
 オリンパスの損失隠し問題で、同社が金融商品の含み損を投資ファンドに移し替えた「飛ばし」に関して、菊川前社長が前任の元社長から直接引き継ぎを受けていたことが分かった。損失穴埋めに利用した企業買収を巡り、意見が対立した監査法人を自ら解任していたことも判明した。」 (2011年12月13日 日本経済新聞)

(D)
 大王製紙前会長の巨額借入事件で、子会社7社から約55億3千万円を無担保で借り入れ損害を与えたとして会社法違反(特別背任)罪に問われた前会長の初公判が東京地裁であり、前会長は「間違いありません」と起訴内容を全面的に認めた。・・・子会社から「資金ショートの恐れがある」と貸し付けを渋られることもあったが、返済を約束して振り込ませ、父の高雄氏に内密にしておくよう念押ししていたという。」 (2012年3月2日 日本経済新聞)

いずれも経営陣主導で起こった事件です。
(出所) http://j.mp/MmqyVb
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私はコンプライアンス違反を起こし世界で報道された企業の再生を支援したり、その他法令違反企業の実態を見てきました。そして、このような事件が起こるたびに思うのです。

「結局、なんだ」
人間としての質を高めなければ問題は解決されない」・・・と。

ところで皆さん、倫理の本質って何だか知っていますか?
それは倫理の解答は「自分の外側には無い」 http://profile.ne.jp/w/c-119434/ってところにあるんです。

みずほ銀行のコンプライアンス違反事件で露呈した脆弱性。
それは現在のコンプライアンス対策の脆さだと私は考えます。

そして、この脆さを補強するために必要なことは、コンプライアンス教育に「倫理教育を持ち込む」こと だと強く考えるのです。

(無断転載や無断複製禁止)
 中沢努  「人間としてのコンプライアンス原論」の内容をコラム用に書き換え

※ これは、弊社が行っている教育やコンサルティング で実際に使用しているものです。
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「コンプライアンス」に関するまとめ

  • あなたの働く会社はコンプライアンスに違反していませんか?チェックすべきポイント教えます!

    コンプライアンスとは簡単にまとめると“法令や条例を遵守する”といった企業が守るべき事項の一つですが、法律だけを守っていれば良いというものではありません。近年では、大企業がコンプライアンス違反を指摘されることもあるため、他企業でもコンプライアンスを守る意識が高まっています。コンプライアンスを守るためだけではなく、自社の信用を高めて取引をスムーズに行えるよう心がけましょう!

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