ティンバーフレーム住宅の上棟作業 その2 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

鈴木 克彦
株式会社マクス 代表取締役
建築家

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対象:住宅設計・構造

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ティンバーフレーム住宅の上棟作業 その2

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ティンバーフレーム工法の住宅 富士市 時を刻む家
ティンバーフレームの家が出来るまでをダイジェストで書いております。

前回に引き続き、上棟作業風景をご紹介します。

ティンバーフレームは、主要構造部が8寸角(24cm×24cm)です。
その為、壁の厚さを4寸(12cm)とすると、壁より半分、室内側に柱や梁がはみ出してきます。

つまり、「構造材が見える」ので「美しく見せる」事が必要になります。

ティンバーフレームが盛んな欧州やカナダでは、ティンバーフレームにチェーンソーとノミで彫刻を施す職業もあります。

写真の斜めの部材は「頬杖(ほおづえ)」と呼ばれるものです。
カーブが美しく、構造的にももちろん大きな強度を持つのですが、残念ながら、建築基準法の改正で、現在は耐震的には評価されていません(計算が複雑になってしまうため)。

でも、完成すると、良い雰囲気が出るし、強度が増すのも事実です。

いかがでしょうか?
これだけ頑丈だと、木造でもラーメン構造に近いですね。
お客様も大変喜んで頂けました。


なお、ティンバーフレームについては、こちらもご覧下さい。