- 中西 由里
- ふぃ~めぇる・みしま
- 静岡県
- 夫婦問題カウンセラー
対象:離婚問題
- 岡野あつこ
- (離婚アドバイザー)
【お悩み相談】離婚後、子どもが体調を崩しています
-
こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
【お悩み】
去年離婚したシングルマザーです。
中学1年生の娘のことなのですが、ずっと頭痛を訴えています。
風邪だろうと思っていたのですが、いつまで経っても治りません。
私の気を引こうとして、仮病をつかっているのだろうか?
と感じることもあります。
親の離婚が原因だと言う人もいるのですが、娘は私にとても協力的で、よく家のこともやってくれますし、納得してくれているんじゃないかと思っています。
離婚が原因で頭痛が起こるなんてことがあるのでしょうか?
もしそうなら、出来る限りの償いをしたいので、厳しくても構いませんので私のすべきことを教えてください。
あと、面会が大切だとブログに書いてあるじゃないですか。
娘は父親と会いたがらないのですが、会わせなきゃだめでしょうか?
【お答えします】
お嬢さんの頭痛、心配ですよね。
これは、両親の離婚を経験した小学校高学年、中高生の女の子によく見られる反応です。
お母さんの気を引きたい気もちはあるかもしれませんが、仮病じゃなくて、本当に頭が痛くなるんですよ。
頭痛じゃなくて、腹痛を訴える女の子もいます。
疲れた、だるいと言う子もいます。
すごくショックでしょうが、両親が離婚すると、この年代のお子さんは親に対して怒りを感じます。
でも、親のことが大好きなんです。
だから、怒りを感じていることに後ろめたさを感じたり、怒りを感じていることを悟られたくないと思うんです。
お母さんが苦しんでいるのを知っているから、怒りを隠そう隠そうとしてしまいます。
離婚で傷ついているお母さんのことをこれ以上傷つけたくないんですよね。
そこでお母さんへの怒りを献身に変えて、お手伝いを頑張ったり、お母さんを慰めたりします。
「お父さんがお母さんを傷つけた」
と感じていれば、お父さんと会わないことで、お母さんの恨みを晴らそうとすることもあります。
そうやって、お母さんへの怒りをお母さんの味方になることで誤魔化してしまうんですね。
お母さんに対する愛情と怒りの葛藤は苦しいものです。
この苦しさから自分を守るために頭痛という身体症状が表れることがあるんです。
お嬢さんには、プロの助けが必要だろうと思います。
お母さんに対して、怒りも愛情も両方感じていいんだということを伝えてくれるスクールカウンセラーや児童精神科医の力を借りて欲しいと思います。
愛情と怒りの葛藤に対処できるようになれば、お父さんとの面会についても考えが変わってくるかもしれませんので、それまでは様子をみられたらいかがでしょうか?
そしてお母さんは、お嬢さんから怒りをぶつけられても耐えられるように、心に余裕を作りましょう。
お母さんのサポートは、私のところでもお引き受けできますよ(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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