
- 森岡 篤
- 有限会社パルティータ 代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
- 野平 史彦
- (建築家)
- 一ノ瀬 寛人
- (建築家)
だから、とても多くの機能、要素があります。
複雑なものをまとめ、つくり上げるのは、とてもエネルギーのいることですが、とても楽しいことでもあります。
既成概念にとらわれず、自由に発想し、アイデアを膨らませ、楽しい家づくりをしたいものです。
一般の商品は、店で実物を見て、触り、場合によっては使ってみて、気に入ってから買うことができます。
しかし、建築では(特に建築家が設計する場合)実物(実際の家)に住んでみてから買うことはできません。
できあがってから、「こんなはずではなかった」ということのないように、多方面から良く考える必要があります。
家ができあがった当初は、大きな不満が出ることがきっと少ないことでしょう。
しかし、建築は、何十年(ヨーロッパでは何百年)も存在し続ける(はずの)ものです。
だから、諸条件や要望に、「時間軸」を加えて考える必要があるのです。
このシリーズでは、余り多くの人が考えることがないと思われる、家の存在期間:寿命について考えてみたいと思います。
このコラムの執筆専門家

- 森岡 篤
- (建築家)
- 有限会社パルティータ 代表
庭を取り込む心地良い空間、永く住むためのフレキシブルな家
家づくりは、建て主にとっても、とても手間がかかることですが、苦労した結果、建物が実際に形となり、できあがっていくのは、本当に楽しいものです。遠い将来、この家に住んで良かった、と感じてもらえるような、家づくりのお手伝いをしたいと思います。
「家の寿命を科学する」のコラム
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建物に手を加えずに、変化に対応する−1(2007/06/16 09:06)
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