当たり前の起業をするには・・ - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年12月13日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

当たり前の起業をするには・・

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 独立開業
  3. 独立開業全般
 現代の起業においては、自分ひとりが儲けようとしてもうまくいきません。お客さん、従業員、取引先、周辺社会など、ステークホルダーと呼ばれる会社関係者の利益も考えないと、会社利益は上がらない時代に入っています。そんな現代起業の基本形の一つに、新たなお客さんニーズに応える起業があります。

 既存の会社では、このニーズに応えられないので、起業でこの新たなニーズに応えようというものです。現在、次々に誕生しているスマホアプリのソフト開発会社などは、新たなお客さんニーズに応える起業の典型です。また、あるビジネスニーズがあるのに、この街では応える会社がない場合の起業も、シンプルでよくある起業です。

 こう考えますと、最悪の起業といえるのは、同業の競業会社があるところに、同じスタイルで起業する人です。実は、起業する人の話を聞いていますと、意外とこの同じスタイルで起業する人は多いです。自分都合ばかりを優先してしまって、周辺の状況をほとんど考えずにする起業です。

 起業するときは、自分都合ではなく、あくまでもお客さん都合が優先です。まず、お客さんニーズをしっかり見定め、そのニーズに応えるビジネスを提供する起業ができるなら、起業は成功領域に入ることができます。後は、ビジネス細部で間違いを犯さず、お客さんの満足するサービスを展開することです。

 古いスタイルの経営者は、このお客さんニーズに応えることが苦手です。利益にならないことは、舌を出すのも厭という経営者がけっこういます。そのため、大きな会社なのに現代ビジネスで苦戦しています。新たに起業する人にとっては、取り組みやすい会社に思えてきます。

【一言】
 最近は、株式会社を設立することを起業と言う人もいますが、起業はあくまでも継続的なビジネスを展開することです。そのためには、収益を上げるためのルールがあります。独りよがりに、この商品は売れるはずと思い込んでも、お客さんがお金を出して買ってくれないと、ビジネスにはなりません。当たり前のようですが、起業で失敗する人は、仕組みをよく理解していない人です。起業のための相談を行っています

このコラムに類似したコラム

富士山を契機に観光ビジネスに火が付く気配 中山おさひろ - 起業コンサルタント(2013/06/23 20:19)

起業後の労働生産性には要注意 中山おさひろ - 起業コンサルタント(2013/06/15 20:32)

利益を高めるポイントは公共性 中山おさひろ - 起業コンサルタント(2013/05/12 20:30)

英動詞で鍛える起業力【bow】 菅原 茂夫 - 税理士(2012/01/25 12:00)

今日から始めよう!英動詞で鍛える起業力【amuse】 菅原 茂夫 - 税理士(2011/12/08 12:00)