既存の会社では、このニーズに応えられないので、起業でこの新たなニーズに応えようというものです。現在、次々に誕生しているスマホアプリのソフト開発会社などは、新たなお客さんニーズに応える起業の典型です。また、あるビジネスニーズがあるのに、この街では応える会社がない場合の起業も、シンプルでよくある起業です。
こう考えますと、最悪の起業といえるのは、同業の競業会社があるところに、同じスタイルで起業する人です。実は、起業する人の話を聞いていますと、意外とこの同じスタイルで起業する人は多いです。自分都合ばかりを優先してしまって、周辺の状況をほとんど考えずにする起業です。
起業するときは、自分都合ではなく、あくまでもお客さん都合が優先です。まず、お客さんニーズをしっかり見定め、そのニーズに応えるビジネスを提供する起業ができるなら、起業は成功領域に入ることができます。後は、ビジネス細部で間違いを犯さず、お客さんの満足するサービスを展開することです。
古いスタイルの経営者は、このお客さんニーズに応えることが苦手です。利益にならないことは、舌を出すのも厭という経営者がけっこういます。そのため、大きな会社なのに現代ビジネスで苦戦しています。新たに起業する人にとっては、取り組みやすい会社に思えてきます。
【一言】
最近は、株式会社を設立することを起業と言う人もいますが、起業はあくまでも継続的なビジネスを展開することです。そのためには、収益を上げるためのルールがあります。独りよがりに、この商品は売れるはずと思い込んでも、お客さんがお金を出して買ってくれないと、ビジネスにはなりません。当たり前のようですが、起業で失敗する人は、仕組みをよく理解していない人です。起業のための相談を行っています。
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