- 青沼 理
- 青沼建築工房(有) 一級建築士事務所 取締役
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
平安時代ごろからあったとされている『畳』
JIS(日本工業規格)でいろいろ決められているんですが
『畳』(JIS A 5914)が、今年の3月に改定され
断熱性能を示す熱抵抗値が加えられた。
熱抵抗値は、熱の伝えにくさを表した値で
畳床の厚さや構造ごとに示されている。
構造は、
押出法ポリスチレンフォーム保温材の種類・厚さで分けられて
畳床の厚さ50mmの場合の熱抵抗値は
I型・・・・0.81㎡・K/W
http://www.dowkakoh.co.jp/product/img/tatami003.jpg
II型・・・・1.29㎡・K/W
http://www.dowkakoh.co.jp/product/img/tatami004.jpg
III型・・・・1.21㎡・K/W
http://www.dowkakoh.co.jp/product/img/tatami005.jpg
N型・・・・1.45㎡・K/W
http://www.dowkakoh.co.jp/product/img/tatami025.jpg
となる。(写真は断熱材のダウ化工より)
省エネや節電に
畳を使うことを再検討してはいかがだろうか。
さらっとした表面な断熱材
暑い夏もってこいなのでは?(^^)v
このコラムに類似したコラム
【パッシブ発想に基づく省エネルギー住宅−7】 西島 正樹 - 建築家(2015/02/24 15:31)
LED照明の時代 齋藤 進一 - 建築家(2013/09/08 23:48)
お年寄りに優しい夏住宅を 齋藤 進一 - 建築家(2013/08/11 18:20)
誰でもわかる、建築中のチェックポイント。【断熱工事】 青沼 理 - 建築家(2013/04/12 10:52)
夏と冬の断熱の違い 福味 健治 - 建築家(2012/10/30 08:43)