今日も全国的に暑い一日になりました。
室内の環境が熱中症になる状況でも、「節電」ということでエアコンを使わず我慢するかたの、救急搬送率が高いようです。
日本の住宅において「断熱」という考え方は、特に冬の寒さを対象に考えられてきました。
断熱係数の分布図
北海道や東北においては、断熱機能の高いものが使用されてます。
室内の断熱性能を上げるには、暖房や冷房の熱効率を高めるために「気密性」も上げる必要があるのですが、現在の夏場の気温を見てみると・・
(紫・赤が30度を超える地域です)
全国的に高温の外気に包まれ、外気との遮熱・断熱が出来ている住宅でなければ、エアコン使い放しになる状況は間逃れません。
これからは、省エネの機器の導入とともに、夏場を考えた断熱性を冬の東北・北海道のような仕様にしていくことが急務だと、専門家として実感しております。
リフォームで耐震改修などは全国的に行われてますが、同時に壁内の断熱改修も高齢者住宅においては必須ですね!
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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