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友人からオススメの本。
子ども発見－子育てと自分育て
篠 秀夫（著）
日本文学館（２０１３／６／１）
この本は、
子育てに悩んでいるお母さんに向けて
書かれているので、
その悩みに、とんと無縁な私は
対象外なのだが、
内容は非常に共感できることばかり！
その中の一節に
卵子も精子もたった一つの細胞です。
その二つが合体することで細胞分裂が始まり
二個になり四個になり八個になり・・と、
どんどん細胞の数を増やして行きます。
そしてやがてエラのあるオタマジャクシのような
形になります。
この状態の形は全ての脊椎動物において似ています。
やがて両生類のような形になり、
爬虫類のような形になり、哺乳類のような形になり、
最後には人間のような形になって生まれてきます。
というクダリがあった。
それを読んだ時に
少し前に息子と、地球について調べていた事と重なった。
この地球に、生命が誕生したのは３０億年前。
その時は単体細胞の生命体。
複雑な細胞を持つ我々の祖先に進化するまでに
なんと、５億４千年の月日がかかっている。
単体から、ちょいと細胞の多い生命になるまでに
５億４千年をかけ、またそこから、
何億年という月日を経て、今日に至る・・・。
有名なカンブリア爆発。
一気に多様性の生き物が増えた時代。
「その時、何が起こったのか」と言う事も
非常に興味深く調べてみたが、ここでは割愛。
そういう想像も出来ないくらい長い時間の
生命の過程を、私たち人間は
お母さんのお腹の中で１０ヶ月間で体験して
生まれて来るのだなぁ、と感じた。
そして生まれて来た人間は
誰もが必ず死ぬ運命にある。
長い生命の歴史から見たら、
私たちの長くても１００年そこらの人生は
ほんのほんの一瞬に過ぎない。
１０年も１００年も変わらない
一瞬の瞬き。
その、ほんの一瞬の時代を
妥協したり、目の前の欲望に振り回されたりして
終わらせたら、本当に勿体ないじゃないかという
気持ちになった。
１０年とか１００年とか関係なく
生きている、その間を
うーん・・・
爆発させる・・・躍動させる
それは静かなことも含めての意味だけれど
言語化が難しいが
自分の魂が喜ぶ生き方を選択し続けたい。
私たちの細胞の中には
何十億年という進化のプロセスが刻まれている。
そのプロセスの、ほんの一瞬を私たちは
「私」として生きている。
思いっ切り「私」を生きて
ほんの１００年ばかりの人生を
魂を輝かせて生きたらいいじゃないか
と感じた。
そういう生き方が
非常にしづらい、
この現代社会の中でも
そんなことは、全く気にせず、
思いっ切り生きよう。
そんな風に・・・
改めて感じた。
自分の魂からの声に素直に
妥協なく自分を生きること。
勿論、悩んだり迷ったり間違えたりする
その全てが含まれての妥協なく。
誰もが途方もなく長い生命プロセスの
一瞬を生きているのだから。
たまたま勧められて読んだ本と
息子と話していた事が重なって
改めて、ほんの一瞬の輝きを曇らせたくない。
特に子どもたちの感性をもっと伸ばしたい
という思いが沸き上がって来てしまったので
そのまま書いてみた。
言葉に書くと
なんか本当の思いとはズレてしまうが
近い感覚の方がいたら、とても嬉しい。
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■今日のまとめ
・人間の人生は
長い生命の歴史から見たら
ほんの一瞬。
社会に捉われる事なく、
妥協なく魂を輝かせて生きよう。
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