伝統構法は「こんにゃく」？

建築基準法では、コンクリート基礎が基本となっているために、

いまでは建築許可を取るのは大変です。

当社では、伝統構法ではなく、コンクリート基礎を

使っています。

大津市に限界耐力計算を使って、建築確認許可をとっている

会社があります。梓工務店さんです。

優良工務店の会ＱＢＣ（住宅産業研修財団）でのご縁、「大工塾」

のよしみでとり上げさせていただくことをお許しいただきます。

梓工務店の伊東社長がこのように書いています。

「石場建ての家は“こんにゃく”のような家であり、ただし“豆腐”であってはいけない。

相撲でいえば、立ち合いに土俵際まで相手に押し込まれるが、徳俵に足がかかったとたん

“うっちゃり腰”で耐える。」

さすがうまいことをいいますね。

当社では、木工の仕口や継手、左官塗りでは、漆喰や土壁を

ご紹介していますが、構法としては建築基準法をクリアできる

ことを基本にしています。

平成20年に伝統的木造軸組構法の耐震性能検証に関する実験

が　Eディフェンス　防災科学技術研究所（神戸にある人工的に地震を起こす実験装置）

によって行われ、伝統構法の耐震性が実証されました。

この映像はたしかに「こんにゃく」のような揺れ方をしているんです。

なんと粘り強いのでしょう。

http://www.bosai.go.jp/hyogo/

実験映像は登録しないとみられないようです。

伝統構法の建物がもっと現代に認めてほしいと思います。

古民家鑑定士　資格

伝統的な工法や建物がお好きな方に是非お勧めします。

建築関係のお仕事でなくても、ご興味のある方はどなたでもＯＫ。

古民家鑑定士　資格試験認定講習　千葉県開催　８月２４日　土曜日

公式サイト　　http://www.kominkapro.org/ 　

秋葉建設株式会社　http://www.woody-akiba.com

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All　about Japan Pro File 秋葉　忠夫　http://profile.allabout.co.jp/pf/akiba/