繰り上げ返済は万能薬ではない。 - ライフプラン・生涯設計 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年10月06日更新

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繰り上げ返済は万能薬ではない。

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ライフプランの心 具体的な提案
こんばんは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。
今日は、住宅ローンの繰り上げ返済についてお話します。

住宅ローンの繰り上げ返済は、お昼のワイドショーでも家計の特効薬としてよく取り上げられます。特に、返済期間短縮型については総返済額が大きく減るため効果的といわれます。皆様の中にも、住宅ローンの繰り上げ返済を計画されている方がおられるのではないでしょうか。

でも、この言葉だけは頭に入れておいてください。

「住宅ローンの繰り上げ返済は、特効薬ではあるが万能薬ではない。」

ということです。

私のお客様の資金繰りをシミュレーションしてみると、繰上げ返済(返済期間短縮型)を行うと資金繰りが悪化して貯蓄が底をつく方が、数人に一人おられます。その原因として、子どもさんの教育資金が必要なときや、定年退職後の年金がない期間に手持ち資金がなくなってしまうことがあります。

このようなケースの場合どうするかというと、住宅ローンの借り換えを行います。借り換えの際には数十万単位で諸経費がかかりますが、金融機関によっては諸経費込みで借り換えが出来る場合もあります。固定金利の期間は、お客様のライフプランによりますが、10年固定や全期間固定をよく勧めています。金融機関を選ぶ際は、金利の低さだけでなく、利便性や格付け等も考慮します。

とはいえ、残りの返済期間が短い場合や、まとまった退職金が期待できる場合などは、諸経費が少なくて済む繰り上げ返済が有利になる場合があります。


繰り上げ返済をされる前に、ご家族のライフプランやお金の使い方について一度考えてみませんか。

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