
- 金指 善孝
- ひらめきプラス研究所 代表
- 東京都
- 大人の学びコンサルタント
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
こんにちは。
Kindle書籍「1日5分で身に付くデキる人の速読術」の著者金指(かなざし)善孝です。
Amazonレビューを更新いたしました。(ニックネームは「電子書籍学びコンシェルジュ」です)
参考にしていただければ幸いです。
「シンプルだからこそ伝わってくるものがある・・・」
「もし、今日が人生最後の日だったら・・・」
多くの人が一度はこの「ことば」に接したことがあるだろう。
実は、あまりにも多用されているので私たちの頭の中では
形骸化された「ことば」になってはいないだろうか?
現実は、病気や事故によって本当に今日が最後の日になるかもしれない。
決して、他人事の「ことば」ではないのだ。
しかし、どうやってこの自分の中で形骸化されたこの「ことば」を
自分事として引き戻せば良いのか?
そのやり方に悩むのは時間の無駄である。
そんな人はこの本を活用することをオススメしたい。
この本の前半は、ノーマ コーネット マレックというアメリカ人女性の
「最後だとわかっていたなら」という詩の一部をイメージ写真と共に紹介している。
人は「ことば」によってイメージを膨らますことができるが、
そこに映像が加わるによって映像により立体感が生まれるものだ。
この詩を読みながら、自分の家族・友達・同僚などの現在の関係性を思い出してみたらどうだろうか?
もしかしたら、それらの人ともう会えないかもしれない。
もし多少の確執があったとしても、そう思った瞬間きっと些細なことに感じるはずだ。
人間関係における確執がいかに無意味なものか、私自身改めて痛感した。
この本による気づきは人それぞれだろう。人の経験は百人百様だから。
最近は、「今でしょ!」という「ことば」が大流行している。
後悔しない人生とは、節目節目で自分と向き合うことの積み重ねなのではないだろうか。
後半の「おわりに」では、著者の姉との出来事が書かれている。
この部分を読むことによってより「もし、今日が人生最後の日だったら・・・」という「ことば」
をより現実的に実感できるだろう。
この本は53ページととっても薄い本である。
人によってはコストパフォーマンスが合わないと感じる人もいるだろう。
しかし、短いが故にとてもシンプルなメッセージが伝わってくるような気がする。
もし一つリクエストを出すのであれば、著者が何故全体の詩の中から掲載された部分をピックアップしたかという
根拠を知りたかった。その部分が掲載されていないのはとても残念である。
人間関係のストレスを感じたときに、この本を再び手に取ってみたいものだ。
きっと今回とは違った気づきが得られるだろう。
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