
- 金指 善孝
- ひらめきプラス研究所 代表
- 東京都
- 大人の学びコンサルタント
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
こんにちは。
Kindle書籍「1日5分で身に付くデキる人の速読術」の著者金指(かなざし)善孝です。
Amazonレビューを更新いたしました。(ニックネームは「電子書籍学びコンシェルジュ」です)
参考にしていただければ幸いです。
「これからは予防に力を!」
日本がTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加表明をしてから多くの日本人が食の安全について意識するようになりました。
調べれば調べるほど、日本の食に対する基準の曖昧さが露呈されてきました。
ちょうどミネラルウォーターが販売された頃、それまで「水にお金を払うなんて考えられない」と多くの人が考えました。
しかし、既にミネラルウォーターを購入するというのは当たり前の行動になりました。
これは、より多くの人が健康に意識を強く向けるようになった良い事例ではないでしょうか。
以前から「食べ物」の危険性を唱えた本は沢山出版されています。
私自身、多くの本を読みました。理論的に詳しく解説はされている本は沢山ありました。
しかし、どういうアクションをとれば良いのかが正直分かりづらい本が多く感じたのも事実です。
この本は200品目以上の具体的な商品を写真入りで紹介しながら、極力摂取しない方が良い添加物等を解説してくれています。
そうなんです。これからは食品に対する発想の転換をする必要に迫られているのです。
経済的にも物理的にも現実的には現代の食料というものは健康に少なからず害が生じる可能性があるのだと思います。
その事実をどのように捉え、どのように判断し、どのうような行動するかの意思決定は私たち一人一人に委ねられているのです。
「メリット」と「デメリット」の関係性の中でよりベターな判断ができる能力が求められているのかもしれません。
これからは、リスクをゼロにするという発想ではなく、「予防」するという発想が重要なのです。
「予防」にとって重要なことは、まず「きちんとした情報を把握する」ということです。
これからはなるべくリスクの可能性がある添加物が混入されている食品は購入しないという我々の消費者の意識が大切なのです。
しかし、完全にゼロにすることは難しいですし、金銭的な制約もあります。
この本は1食品(食材)ごとに2つの構成から成り立っています。
1)食品(食材)ごとに「食べるなら、こっち」「こっちは、ダメ」という項目で
食材の写真と原材料、注意した方が良い添加物の簡単な解説
2)2ページに渡るより詳細な解説と注意点
きっと普段皆さまが口にされている食品も数多く登場することでしょう。
もし、「こっちは、ダメ」という食品(食材)を食べているなら今後は「食べるなら、こっち」を
選択するだけでもかなり予防になるのではないでしょうか?
更に、NGの添加物とその理由などを簡潔に自分なりにまとめ常に持ち歩くことができれば完璧だと思います。
私も実際に何品目かメモをしてスーパーに買い物にいったところ、該当する食品を選ぶのにかなり苦労した経験があります。
しかし、このメモも毎回意識して買い物を行えば、不要になります。自分なりに「記憶」できるようになるからです。
これからの時代はますます、情報を知っている人が得をし、知らない人は損をする時代に向かっていくのではないでしょうか?
予防の原点は自主性です。
この本は多くの人の健康に対する意識を高め、実践させてくれる一冊になることでしょう。
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