- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
年初来追加2013.05.22主要株価指数上昇件数、円換算主要株価指数、主要国債利回り円換算主要商品先物
-
本日から、年初からの変化をとらえています。為替の影響の大きさと、商品価格の高騰を実感頂きたいからです。アベノミクスの弱点は国債利回りと商品価格に降りかかっています。それを追うことで、株価の高騰とのリターンがリスクに見合うかを判断して頂ければと考えています。
5月22日の株価、東京は5年5ヶ月ぶりの15,800円台で終了しました。引き続き株価の勢いが止まりません。一方、ニューヨークダウは、QE3の継続期待から一時150ドル上昇しましたが、終値は前日よりも下げて終わりました。利益確定の売りが大きく、下げていますので、市場の気配が変わる兆しかと思えます。ただ、住宅関連は引き続き改善していますから、景気のこと俺にはならないと考えています。
主要株価指数上昇件数
2013年5月22日、4日連続の50.0%超えです。ただし、米州は下落した指数が多く、50.0%超えはヨーロッパの続伸に支えられています。
VIX(恐怖)指数は、3.45%上昇、13.82です。まだ、15ポイントを超えていません。
注) 通常は10~20の範囲とされています。
上昇件数は20指数÷35指数×100≒57.1%で4日連続して50.0%を超えています。
地域別では、アジアは8/15指数、欧州は10/12指数、米州はニューヨーダウが下がり2/8指数でした。
為替換算株価指数.
5月22日、この日は小幅な円安でした。日経平均TOPIXはドル建てで上昇しています。外国投資家の年初からの値上がりは大幅な円安にも関わらず25%近くになっています。そろそろ利益確定の売りが多くなると思われます。
日本の投資家が海外に投資した際のメジャーとして為替換算の上昇率を提供しました。各指数の上昇と円安効果で上昇率が増幅されています。年初来で、NYダウ、ナスダック、DAX、スイスSMI指数は30%を超える上昇になっています。それに支えられ世界株価指数も30.0%を超えた上昇です。一方新興国は振いません、新興国指数とブラジルボペスパ指数は10%台の上昇にとどまっています。年末のドル円が86.31円で昨日が102.94円でしたので、19.2%の上昇ですから、新興国に投資されている方達の成績は先進国に投資された方よりも下回る成果と推察いたします。
主要10年国債利回り=長期金利
日本国債の値動きが大きくなり、金利は上昇を始めました。年初からみて11%上昇しています。これを書いている際知友に長期金利が1.0%を超えたとの報が入りました。愈々変動金利の変更も間近かと思われます。
為替換算商品先物価格
年初来で比較すると金の値下がりは顕著です。円安効果を含んでもなお、値下がりしています。一方日本の生活者に心配な点は円換算の原油価格上昇です。また穀物価格も4月1日を起点として10%上昇しています。食料品への影響は必至です。
エネルギーや農産物が含まれているCRB指数は円換算で15%上昇、一方日経17種のドル換算は11%の低下、輸入品の高騰、輸出品の値下がりが顕著であることが解ります。
※主要株価指数の国別・地域別は
・アジア・オセアニア:11ヶ国1地域15指数
日本4指数、香港、中国、韓国、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、インド、タイは各1指数です。
・欧州:12ヶ国12指数
英国、ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、イタリア、ノルウェー、スウェーデン、オランダ、スペイン、ロシア
・米州:5ヶ国8指数
アメリカ4指数、カナダ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン各1指数
・先進国と新興国の指数比較は22指数/12指数です。
※VIX指数
VIX指数とはシカゴ・オプション取引所が作り出した「ボラティリティ・インデックス」の略称です。指数はS&P500を対象としたオプション取引の値動きを基に算出されています。VIX(恐怖)指数は投資家の心理を示すものとして利用されています。
通常は10~20の範囲とされています。サブプライム問題などが発生すると指数は20を超えて上昇します。
本データは、市場営業日の翌日に更新します、出来るだけ朝に行いますが、小生のビジネス・体調などで遅れることがあります。
数値などはできるだけ原資料を提供している市場・メディア等のHPを活用しています。・
主要株価指数の内、世界株式と新興国株価は日々の捕捉が小生には難しいため、私が所有するVanguard Total World Stock Index ETF (VT)とiShares MSCI Emerging Markets Index で代用しています。
為替レートは、原則表示当日夜間(21時~24時ごろ)のMSNマネー為替欄の数値を使用しています
☆セミナーやご相談は根拠の明示及び実証データをもとにご説明します。
お気軽にお問い合わせください。
★毎月資産運用・ライフプランのセミナーを開催しています。
ご参加をお待ちしています
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
★face bookページ オフィス マイ エフ・ピーを開設しています。
http://www.facebook.com/#!/officemyfp
文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm
『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
このコラムに類似したコラム
2013年7月12日の主要株価指数上昇件数、円換算主要株価指数、主要国債利回り円換算主要商品価格 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2013/07/13 12:00)
2013年3月18日の主要株価指数上昇件数、円換算主要株価指数、主要国債利回り円換算主要商品価格掲載 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2013/03/19 16:00)
2013年8月16日対前週末(8月2日)の主要株価指数と主要商品先物価格の騰落率を掲載します。 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2013/08/17 11:00)
2013年7月5日の主要株価指数上昇件数、円換算主要株価指数、主要国債利回り円換算主要商品価格を 掲載 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2013/07/06 19:00)
年初来のマーケット円換算主要株価指数、主要国債利回り円換算主要商品価格を掲載 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2013/05/03 11:00)