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吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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年初来のマーケット円換算主要株価指数、主要国債利回り円換算主要商品価格を掲載

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昨年末の株価指数、国債利回り、商品先物価格も商品指数と4月30日(現地時間)の主要な市場の動きを掲載します。

年初からの株式市場は、日本と米国が好調で、欧州は様々な問題に悩まされ伸び悩み、新興国もBRICsの景気不透明感で低調に推移しています。ただし、日本に居住している投資家は、アベノミクスによる円安効果で、日本円換算では、全ての市場で上昇しています。
債券市場では、日本も黒田総裁の異次元の緩和により、長期金利が低下(価格は上昇)し、これで主要国全体の金利の低下が顕著です。

商品価格は、景気の不透明感から、全体的に値下がりしていますが、日本は円安のため、輸入価格の上昇が避けられません。

為替換算株価指数.
年初から4月30日までの4か月で、海外投資家も日本株に投資した際には、東証一部市場全体の指数TOPIXで19.94%の上昇を得ています。これは、米国の投資家がNYダウやナスダックに投資した場合よりも倍近い成績を得たことになります。

日本の投資家は、両指数のインデックスに投資した際には、コスト抜きでは30%以上のパフォーマンスになります。
また、日本の投資家は新興国株価指数に投資した際にも、指数の上昇と円安効果で、30%を超えるパフォーマンスです。
そして、インデックス運用の究極である全世界株価指数に投資していても、22%の好成績を得ています。

景気の不透明感のある、欧州の株価指数も、年初から上昇し、日本の投資家は円安効果で2桁の利益を得ています。スイスやオーストラリアの株価指数に投資された投資家は20%超の利益になっています。

その中で、不調が目立つのがブラジルで、ボペスパ指数は年初来でマイナスになり、円換算でも一桁の上昇率です。

130430年初来円換算主要株価指数


主要10年国債利回り=長期金利
黒田総裁の発言を受けて、日本の長期金利が大きく下がっています。変化率は20%以上です。その他の先進国もそれぞれが下がっていますが、イタリアとスペインは国債の信頼が少し戻した傾向になっていまい。

130430年初来国債利回り

為替換算商品先物価格
年初から、ドル表示は多くの商品価格が下げていますが、日本円に換算した際には全く違う風景で、金を除くすべての商品が値上がりしています、特に、農産物の指標でもあるトウモロコシは10%超の上昇になり、また、エネルギーと農産物などの総合的な指標であるCRB指数が10%を超す上昇ですから、今後国内の商品の価格に値上げ圧力が強烈であることが解ります。

130430年初来為替換算主要商品先物価格

数値などはできるだけ原資料を提供している市場・メディア等のHPを活用しています。・
主要株価指数の内、世界株式と新興国株価は日々の捕捉が小生には難しいため、私が所有するVanguard Total World Stock Index ETF (VT)とiShares MSCI Emerging Markets Index で代用しています。
為替レートは、原則表示当日夜間(21時~24時ごろ)のMSNマネー為替欄の数値を使用しています

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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
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