- 平 仁
- ABC税理士法人 税理士
- 東京都
- 税理士
対象:老後・セカンドライフ
先日参加した友人の終活セミナーでは、相続問題よりも、
介護問題の話が中心的な問題意識として検討されました。
介護保険制度は40歳から保険料を支払う仕組みになっており、
保険料を支払う期間が短いため、
財源が乏しくなる問題も取り上げられていました。
また、公的支援であるために、要介護認定が必要であり、
要介護認定を受けた者に対する支援のみしか受けることができず、
例えば、要介護者に対する食事の用意はできても、
同居家族の分の食事を用意することはできない、
等の問題もあるようです。
介護保険では対象外となるサービスを支援する事業者もあるようで、
セミナーで知り合いました
一般社団法人 全国育児介護福祉協議会(ぜんしきょう)
もそのような団体の1つです。
0歳から会員になれ、全世代による支え合いを旨とする全祉協は、
公的な介護保険制度に上乗せして、より充実した介護を提供するため、
介護保険外の時間サービスを行っています。
奥様が要介護状態になってしまったために、
旦那さんが食事の用意ができないとしても、
公的な介護保険では、奥様の食事の用意しかできませんが、
全祉協をはじめとした介護保険外サービスを行う民間介護業者を
お使い頂くと、家族の食事の用意も介助する事ができるわけです。
「男子、厨房に入らず」の時代に育ったシニア世代にとっては
奥様が倒れて要介護状態になるということは、
家族の健康危機でもあるのです。空恐ろしいことですね。
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