- 奈良 修次
- ナラ鍼灸院 院長
- 大阪府
- 鍼灸師 臨床検査技師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
自分の持っている治癒力でがんと闘う治療を「がん自力療法」とよんでいます。一方、自分の力でなく他の力を借りてのがん治療を「がん他力療法」と呼んでいます。
がんの進行段階にもよりますが、先ず、これまでのご自分の生き方や考え方を換え、食事を見直し、取り戻す自己免疫力(自然治癒力)でがんの縮小、退行を試みられてはどうでしょうか、
試みた結果、あきらかに悪化増殖するようであればその時点で他力療法を視野に入れた治療でも遅くはないと思います。
他力の治療には自己免疫能を極限まで悪くすることが多多あることから、先に他力を強行してしまうと、自力の治療が後手になってきます。
勿論、治療状況によって相乗効果を期待する上で他力と自力の併用は言うまでもありません。
がん自力療法には
・免疫療法(樹状細胞、活性化NK細胞、ワクチンなど)
・マイルド加温療法(非侵襲温度)、
・自律神経免疫療法
・食事療法
・サプリメント
・精神神経免疫療法
などがあります。
*非侵襲温度;体に対して害を与えない温度
がん他力療法には
・手術療法
・放射線療法
・化学療法(抗がん剤、分子標的など)
・温熱療法(侵襲温度)
などがあります。
*侵襲温度;体に対して害を与える温度
他力療法で生き残ってしまったがんは強くなり、再発や転移を引き起こします。他力療法をくり返すと抵抗力を増強させ強くなってきます。他力療法でのがん完全消滅は難しくなってきます。
◆がん自力療法の特長
●がん自力療法は、がんを見逃がしている状態から目を覚まし、がんを抗原(異物)と認識して攻撃して自然排除しようとする仕組みで、がんをからだから排除しようとする治療法です。また、がんをアポトーシスに追い詰める治療法です。
*アポトーシス;細胞がみずから死ぬ現象
●がん自力療法は「正常細胞とがん細胞との区別化」「がん細胞への攻撃増強」「攻撃環境の適正化」と3つの攻撃態勢を調えるからだに害を与えない非侵襲的療法でもあります。
*非侵襲的療法;体に害を与えない治療法
●がん自力療法は腫瘍免疫による全身治療で、画像に映し出せない小さながんや遠隔転移したがんも対象となります。手術や放射線による治療は限定された局部治療であります。
●がん自力療法は自己免疫を活かした治療だから耐性(免疫に対して示す抵抗力)が起こる心配はありません。抗がん剤に対してがんが抵抗力を付けて効かなくなり一定期間使えなくなることがおこります。また、耐性(クスリに対して示す対抗力)が生まれて抗がん剤の効果が薄れてくることもあります。
●がん自力療法は少し弱ったからだでも副作用もなく繰り返し継続する事ができます。継続は力なりです。
●マイルド加温療法では、がん治療域だけでなく痛みや痺(しび)れも軽減できることも大きな特長といえます。
ナラ鍼灸院 院長 奈良修次
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