金融機関の考える再生手法 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

須藤 利究
有限会社RIKYU・コンサルティング 代表取締役
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年10月09日更新

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金融機関の考える再生手法

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中小企業が融資受けるノウハウ
金融機関の考える再生手法

金融機関は総じて「今しか見ない傾向」がある。

たとえば・・・
(1) 不採算部門の撤退 例…「10店舗レストラン」
優良2店、イーブン4店、赤字4店 
赤字店舗は閉鎖(経費削減)
・・・原因や改善見通しを重視しない。

(2) 有利子負債の圧縮
  「物にこだわる経営者は会社の再生はできない」という考え
  生産性の低いものから売却→自宅や社宅等から

(3) 資金繰り表の要求(実績&予測)
  キャッシュ・フローの改善、予測の精度も要求される。



中小企業の予測の相違を指摘しますが、銀行や信用金庫でも
サブプライムの影響や株式市況の低迷などもあり、収益予測は大幅に
下方修正される。大手企業も円高や原油の高騰などで収益の予測が
変わる所も多いはずです。

金融機関の言う通り、自宅の売却も確かに一理ある。しかしそこには
理数的には割り切れない特別な想い入れもある。
余程これ以外打つ手がない所までいかないと踏み切れないのが人情。
サービス業である金融機関も少し顧客視点に立った対応ができない
ものかと思う。

 しかしながら、彼らもサラリーマン内部規定や通達や本部の指示が
絶対です。個人的な意見・感情は抜きにして行動せざるを得ない定め
なのです。