- 三島木 英雄
- 株式会社FPリサーチパートナーズ 代表取締役
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
住宅取得市況が活況です
経済にとってはとても良いことですし
持ち家を取得するのは「夢のマイホーム」と言われた時代もあり
誰もが最終的には欲しいものかと思います。
ここへきて2つ気になります
・昔の住宅金融支援機構が融資していた
「ゆとりローン」と「ステップ返済」
・現在のフラット35の融資基準緩和
ゆとりローン・ステップ返済は、昔に流行ったもので
今は給与が少ないから返済は月に8万だけど、将来的には
給与も不動産も上昇するので月に10万にしますという制度。
要するに「景気先行き期待」で融資されていました。
結論、多くの人がローンを払えなくなり、破綻した実績があり
日本版サブプライムローンとも言えますが、現在のフラット35も
私から見たら同じです。
史上最低金利、今の金利なら払える、
何よりのポイントは「返済額は変わらない」という変な安心感でしょう。
銀行ローンの融資は仮に変動金利で0.775%などで借入が出来ても
審査する時は4%でみたりすることが多いです。
これは金利上昇しても支払いが可能かどうか?をみています。
一方フラット35の場合は金利自体が騰がらないので
適用金利で審査を行い、借入限度額(返済比率)もゆるいのが実情。
ここで沢山の方が「返済比率ギリギリでローン」を組んでいるのですが
今のアベノミクスが上手く行けば
物価は上がり、返済がままならなくなる可能性を秘めています。
給与が先行して上昇すればいいのですが、基本的に遅行的なのが普通です。
一番怖いのは物価だけ上がった場合・・・
その時は今のフラット35の融資からの任売申し立てが多くでる
可能性も十分に考えられます。
金利が上がらなくとも「物価はあがる」という事も念頭において
計画をたてないと、過去の再来を招く危険性を帯びていると思えます。
どの程度まで「借りられる」ではなく将来的に「どの程度ならか返せる」を
ある程度余裕を見て計画をしなければならないでしょう。
「フラット35」に関するまとめ
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住宅ローンの選択肢の1つであるフラット35。特徴を知りたい!審査に通るの?などの声に専門家がアドバイス
住宅ローンの中でフラット35を検討する方は多いと思います。フラット35の特徴やメリット、デメリットをしっかり理解したうえで選択したいですよね? 住宅ローンに強い専門家が書いたフラット35についてのコラムや、フラット35の審査に落ちてしまった方の質問、フラット35を検討中の人のお悩みなど、専門家プロファイルに寄せられたQ&Aをまとめました。 フラット35の審査に上げる前に是非チェックしてみてください。
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