「相手軸な話」⑬駅の反対側を攻めてみる - 各種の人材育成 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
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「相手軸な話」⑬駅の反対側を攻めてみる

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調査の結果、自店舗と駅を挟んだ反対側には、新しいマンションが次々と出来ているものの、そこからはお客様もアルバイトも来ていないことがわかりました。

エリアマーケティングにとって、最も効果が高いのは「今一番お客様が来ているところを攻める」ことですが、今回は、未だ全然来ていないところを攻めるのかどうか、についてどうするのか?の判断が必要になります。

担当マネジャーは、考えました。
「確かに、駅反対側から自店舗側に、何の目的も無しに来ることは無いだろう。けれど、距離的にはほんのわずか。自分達のお店があることを知り、それが魅力的なお店ならば、『わざわざ来てくれる』可能性はあるはずだ。まずは、駅の反対側に、私たちのお店があることを知って頂こう」
「まずは、アルバイトの募集チラシを配付して反応を見よう。その上で、フェアのチラシやクーポン券を配ろう」

世の中の経営者やマネジャー達は、よく「戦術」から行動計画を決めることがあります。
と言うか、そう言う人の方が多いのが現実です。成功体験があればあるほどその傾向は高いようです。
しかし、よくよく分析してみると、戦術からスタートしている会社は、その戦術の成功率って意外に低いのです。

戦術指向の場合、過去の経験に照らし合わせていて判断はしているのですが、目の前のケースが、過去の条件とまったく同時とは限らないのに無理矢理当てはめてしまうのです。むしろ違うケースの方がほとんどです。
それは、今回成功すると言う事よりも、過去の事例をもう一度やる事に目的が変化しているのが原因です。

さて、今回の新人募集において、駅反対側を攻めるかどうかの決断は、、、、「攻める」でした。
単純に、来ていないから攻めてみよう、ではなく。
駅の反対側にわざわざ来て頂くのは、とても大変なことなんだ!と言うことを理解した上での判断です。
これは、何も考えずに行動を起こすときに比べて、課題をよく考えた上での行動ですから、例えばチラシの配り方ひとつ取っても工夫レベルが違ってきます。

単純な戦術指向では、このひと工夫が出てこないので成功確率が上がらないのです。
「あたりまえ」のように感じることでも、このマネジャーのように、深く深く考えて行動を起こせば、成功への障害が低くなり距離も短くなるのです。

と言うわけで、今回の駅反対側攻撃作戦は、ただのリクルートチラシ配布では無く、
①配る相手は、駅に向かう人なのか、駅から出てくる人なのか?
②来る人の場合は、どの方向から駅に来る人なのか?
③一緒に働いて欲しい人達の属性(性別年代)はどういう人なのか?
④いつ配れば良いのか?
⑤どういうお声がけをして配れば良いのか?もちろん表情も。
等のポイントをあらかじめ店舗ミーティングで話し合ってから、アルバイトスタッフが交代交代で全員が参加して配ることになりました。

それにより、アルバイトを増やしたい時間帯に、来て欲しい年代のスタッフを採用することが出来ました。
もちろん、スタッフ全員が、目的を理解して募集活動に参加していますから、新人さんへの歓迎の気持ちやサポートは、全員が積極的に取り組んでいます。

昔は、募集媒体に広告を載せて、不要な時間帯でも採用し、挙げ句の果てに3日で辞めてしまうと言う最悪のリクルートサイクルだったのが、信じられないくらいになりました。

過去に成功体験があっても、単純にそれを当てはめず、理想と現状と目的をよく考え、それをスタッフ全員で共有して取り組む。
単純で、当たり前だけれども、これに取り組む店は、あっという間にまったく違うステージに成長します。

自分の成功体験だけで戦術指向になるのは、自分勝手な自分軸そのものです。
毎回深く深く現状分析をして、目的思考で取り組むこと。
それこそが、思い込みを打破する「相手軸思考」なのです。

新たなチャレンジにもそのような気持ちで取り組みたいですね。






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