- 富樫 孝幸
- 有限会社 プラネット環境計画 代表 一級建築士
- 東京都
- 建築家
対象:新築工事・施工
現在計画中の「旗竿地の2世帯住宅」は防火地域内にたつ住宅です。
防火地域内に建てる木造住宅は、2階建て以下・延べ面積100㎡以下という
規定があります。この「旗竿地の2世帯住宅」は木造3階建て住宅です。
構造は軸組み工法で耐火建築物として計画しています。
一般的に耐火建築物といえば、鉄筋コンクリート・鉄骨造ですがそれと同等の
耐火性を有する木造建築をつくることができます。
木造耐火住宅のメリットは、
・狭小敷地に建てることができる。
・特別な技術を必要としないため、一般の工務店で施工ができる。
・他の工法よりローコスト化できる。
・各種損害保険・税制などのメリットがある。
などがあります。
今後、東京を中心とした狭小敷地・防火地域でこのような木造耐火住宅の
ニーズは増えてくると思います。
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