アパート経営にて、良い循環を引き寄せるオーナーさん。

辛いことが重なることもありますが、それは改善しようと強い意志を持っていると意外と長く続きません。

その逆に、良いことが起きると、次々と良いことが続いて起きるということも経験したことがあります。

感謝されること、お礼を言われること、褒められることなどが続くとうれしい限りです。

ふと考えてみると「〇〇をされる」ことがあると、私も同様に感謝の意を表し、お礼をいいます。

辛い循環を繰り返してしまうこと、逆に良い循環の中にいられること、これを意図して作り上げることはなかなか出来ませんが、周囲の環境をよくしようと気を遣う、少しのことに対しても気を遣うようにしていきたいと思います。

前回のスーパー社長さんのようにアパートの管理に気を使い、エントランス部分の掃除を欠かさないことで、常に綺麗な状態となり、入居者もまた快適になる。

この方はこの小さなことから始まり、結果として満室経営を維持できています。そして、当初の資金を回収し、またそれが積み重なっているそうです。

気を遣うのは入居者だけに終わらず王道チームの設計士、施工業者にも気配りをしていて、その代表的な表現は「信頼」とのことでした。

どのようなものかというと、現在は２棟目建築がスタートしているのですが、今回の打合せでは「設計・施工については前回と同様に着実に進めてほしい、細かな要望は出すがこの計画については任せました。」とのことで、「私の
次の行為は、３棟目の土地交渉と資金交渉」とのこと。

この方の事業計画の中で、設計士さん、施工業者さん、客付け仲介業者さんが安定部門と位置づけられていて、土地探しと銀行融資の２つについては、本人が力を入れるべきところとの認識だそうです。

王道チームがこの方の安定部門に位置づけられているとはっきりと言ってもらったこと、振り返ると今までのオーナーさんからもこれに近いコメントをいただいていたことを思い出します。

私が１０年程前に物件を取得したときはこのようなことは殆どなく、どこかに落とし穴があるかもしれない、注意しなければ、失敗してはいけないとの思いが強く、常に緊張していて、「信頼している、全て任せた。」などとても言えませんでした。

実はこのようなオーナーさんたちもまたすごい人たちだと思います。
このコメントを軽く言っているのではなく、今までの経験を元に人を見極め、事業を見極め、そして細心の注意を払った上でのコメントだと言葉の端々から感じます。

しかし、決してこれに甘んじてはいけないことだと思います。

まだまだ、改良を重ねるべきと事があり、今後もますます建物がよくなり、また土地の掴み方も、銀行融資の受け方もよりよい形に改善されるに違いありません。

このようなコメントをいただけることは、このようなオーナーさんと関われること自体が良い循環だと思います。

オーナーさんとその賃貸経営が安定であること、現在の王道チームメンバーが無事に業務を進められること、この関係が維持されてまた次の１棟の満室経営につながればよいですね。