- 林 高宏
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対象:税金
今年から生命保険料控除が改正になりました。
今までは、一般最高5万円、個人年金最高5万円でした。
計算式は割愛しますが、要は支払保険料が10万円を超えると
控除額は5万円で打ち切りでした。
また、個人年金保険は当初は掛けている人をちらほら見かけましたが、
最近の不景気の影響を受けてかは不明ですが、ほとんど見かけなくなりました。
今回は、それが新生命・介護医療・新個人年金の3つに区分されることになりました。
以前のものは、旧生命保険・旧個人年金と呼ぶことになりました。
あまり変化はないだろうと予想していたのですが、
介護保険の加入をたびたび見かけます。
FPの立場で言うと、介護保険はお金持ちの保険で、
一般人にはあまり関係ないと教わったものです。
今までの介護保険は一般の生命保険と同様に扱われていました。
しかし、今後は医療介護と別枠で考えられることになったわけです。
旧生命保険料控除 5万円
新介護保険 4万円
合計 9万円
という申告書をよく見かけます。
参考までに、介護保険と聞くと、関係ないと思いがちですが、
これって、活用の仕方次第では、個人年金にとって変わるものなのです。
生命保険会社にとって、久々の朗報なのかもしれません。
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