- ヒロコ・ベンダーホーフ
- ベンダーホーフ 全米女子プロゴルフ協会 A級インストラクター
- ゴルフインストラクター
対象:ゴルフ
- ヒロコ・ベンダーホーフ
- (ゴルフインストラクター)
- ヒロコ・ベンダーホーフ
- (ゴルフインストラクター)
指導者による体罰・・・。
「体罰は良くない」だけでは未解決だと、私は思っています。
キツイ言い方かもしれませんが、
それだけでは、子供に「人をぶってはダメ」と言うのと同じ位の効果しかないだろうと・・・。
何故なら、本人にとって何故良くないのか、損なのかを、本人が本当に認識していないから。
その方法しかしらないのですから、また繰り返します。
この場面を想像して下さい。
思い通りにならないとすぐに手を挙げる子供がいる。
いくら「その行動は(相手にとって)どんなに良くない事か」を繰り返されても、あまりピンときません。
だって、その子は、相手に自分の気持ちが伝わらない、ジレンマから相手に手をあげるのです。
ただ「ダメだよ」では、自分の気持ちが解消されません。だから繰り返すのです。
多くの指導者の場合、(選手を伸ばしたい)自分の気持ちが、どうしたって相手に通じないから
手を挙げる。 先ほどの子供に似ていませんか。
教えるプロなのコミュニケーションスキルが劣っているといえば、否めません。
指導者は 『この選手はキラッと光るものがある。』と感じ(これはプロだからこその直感かも)、
そして『この選手をもっと伸ばしたい』と 強く思う。
指導者としての情熱と愛情が本物ならば、それを相手に伝わる形で伝えていかないと。
指導者として、指導法、コミュニケーション技術が伝授され続ける(学び続ける)環境があれば、
日本の指導者は捨てたものではないと、私は思います。
「指導者が学び続けるシステムが、資格保持には必須」でないかと。
これは選手の為ではなく、指導者の為に。
「お前は才能がある。もっとできるぞ。誰が何と言ったって、俺はお前の見方だぞ。」
という情熱、信頼、愛情が選手に伝わる為に。
これを既に実践している団体があります。
全米LPGAでは、会員(ゴルフ指導者)がライセンス取得後も学び続ける事が必須で、
セミナー等に参加して勉強していないと、ライセンス剥奪すらあります。
指導者が資格保持のため、必須で学ぶ環境が整えられること・・・
それは指導者にとっても、選手にとっても必要な環境なのです。
ヒロコ・ベンダーホーフ
全米LPGA ゴルフインストラクター
その為にも 従来のような 指導者(プロ)の資格取得=一生涯プロ ではなく、
資格を取った=プロとしての第一歩 であるべきです。
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