贈与税の特例

テーマ
  1. 遺産相続
  2. 相続税

住宅資金のための贈与税の特例が延長になると見込んでマンションの購入を契約しました。64歳の母から2000万贈与を受け(まだ私の口座には振り込まれていません)て、主人との共有名義にしようとしています。今、主人の住宅ローンの仮審査がおりたところで4月末にも売買が成立する予定です。しかし、いろいろなホームページで見てみるとこの特例は「延長」されることはなく、良くても似たような法律が「新設」されるでしょう・・・ということが書いてあり、あたふたしています。720万の税金はとても払えませんので、母と主人との共有名義にするのが一番よいのか・・(契約しなおしもできますか?)と考えています。特例の延長はやはりないのでしょうか?

評価に書き込みしてしまった後で贈与者の年齢についての誤認に気づきました。今年中は特例の延長が早まることを願いつつ、返済の実績をつくるようがんばります。重ねて回答いただきありがとうございました。

可能性は十分あります

(5.0) | 2008/04/10 09:00

おはようございます なじさん。

コンサルタントの若宮光司です。

本来ならすでに今年度の税制が確立しておかなければいけないのに国会の影響でこの調子です。
なじさんが心配されている住宅取得資金の贈与特例だけでなく不動産取得税の軽減税率など沢山の時限立法税制が宙ぶらりんになったままです。

あくまでも私見ですが、なじさんの心配されている税制は延長される可能性が高いです。
理由として、1.住宅着工件数の低迷で促進税制として必要 2.期限切れにしないといけない理由に乏しい(親の眠っているお金を活性化させている)

この延長されるかどうかの結果は、今月中には出るでしょうから今は待つしかないです。

しかし、万が一期限切れとなってしまった場合の対応策を解説しておきましょう。

1.母親と金銭消費貸借契約を結び2,000万円を借りる

    その借入金でなじさんの共有名義登記をする
    借りたお金は計画に従ってお母さんの口座に毎月返済する
    毎年、贈与税基礎控除を活用して現金贈与で借入金を返済していく
   お母さんが65歳になってから普通の相続時精算課税の特例贈与で残金をもらう

2.お母さんの資金分、お母さんの共有名義登記する

    (契約書と登記名義が違っていてもかまいません。よくあることです)
     契約書を差し替えることも可能です。
   お母さんが65歳になってから普通の相続時精算課税の特例贈与で名義変更登記する

う〜ん、どう考えても 1案のほうが得策です。

相続時精算課税制度を活用する贈与の条件は、
贈与者が贈与の年の1月1日現在で65歳以上
受贈者が贈与の年の1月1日現在で20歳以上
となっています。

なじさんの場合は、来年平成21年にならないと適用できません。

実行は平成21年1月ですかね。
申告は平成22年2月16日から3月15日までです。

それまでの間8ヶ月、毎月返済していくしかありません。

評価・お礼

なじさん

朝一番にご回答いただき本当にありがとうございます。不安が吹き飛びました。このまま法案の成立を待っている時間はありませんので、1案ですすめたいと思います。すみませんが再度確認なのですが・・母は6月には65歳になりますので、4月x日に借入したお金は、5月から返済する計画を立て、実際に5月に一度返済したあと、6月に残金の贈与を受けて、来年、普通の相続時精算課税を申告すればよいのですね?適切なご回答をありがとうございました。

運営 事務局
運営 事務局
編集部

-

このQ&Aの回答専門家


(東京都 / 編集部)

専門家プロファイル 
この専門家に相談

登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介

専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

このQ&Aに類似したQ&A

住宅資金特別控除について 2009/02/03 14:11 | 回答1件
贈与税の関係書類の提出について 2009/02/26 20:21 | 回答1件
住宅・土地の権利について 2010/06/07 16:35 | 回答5件
住宅購入時の親からの援助 2010/01/08 11:21 | 回答1件

専門家に質問する

相続に関する疑問・質問に、専門家が回答してくれます。
「相続について疑問があるけど、直接専門家に相談するほどではない。」
「直接専門家に相談する前に、まずは、無料で質問してみたい。」といった方、お気軽に質問をお寄せください。

(全角30文字以内)

(全角1000文字以内)

[1]この内容はサイト上に公開されます。

  • ご質問の内容は、回答がついた時点でサイト上に公開されます。
  • 個人や企業を特定できる情報や、他人の権利を侵害するような情報は記載しないでください。

[2]質問には回答がつかないことがあります。

  • 質問の内容や専門家の状況により、回答に時間がかかる場合があります。
相続税について分からなくなったら「相続 専門家プロファイル」へご相談ください。
最適な相続の専門家を無料でご紹介いたします。 相談内容を入力する

※専門家の紹介、また、専門家からの提案・見積りは、無料でお使いいただけます。実際にお仕事を発注する段階で金額などは専門家と個別にご相談ください。