「列柱」を含むコラム・事例
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奈良:唐招提寺・鑑真和上
奈良:唐招提寺・鑑真和上の話 唐招提寺は正面の南大門から入るのがいい。正面から金堂に一歩いっぽと、近づく毎に視野いっぱい拡がる荘重な寄せ棟の大屋根の姿は、実にシンプルで豊かさとおおらかさを感じさせる。天平という時代の精神性を凝縮して見せているかのように思います。 前庭の向こうに浮かび上がる、どっしりとした建物は正面に八本のとてつもなく大きい円い柱を配して、揺る...(続きを読む)
- 中舎 重之
- (建築家)
東京駅5番線、6番線ホーム
東京駅の山の手戦が乗り入れている5番線、6番線ホームは 大正時代の開業当初の屋根を今でも見ることのできる場所で、 古レールを使ったトラス組の上には木製の屋根下地も確認できます。 御茶ノ水駅等、古レールを使ったホームはいくつか残っていますが、 ここ東京駅が他の駅と違うのは、鋳物の柱頭飾りがついていることです。 ギリシアのオーダーで言うならばコリント式の装飾が施されているのです。 たまたま...(続きを読む)
- 酒井 哲
- (建築家)
和風建築の見どころ「軒・縁」 -庭と対話する空間-
縁や入側、軒下といった内部空間と外部空間との間に位置する曖昧さを持った独特の空間が和風建築にはあります。 庭の風景や月見などを楽しむために設けられた縁は居住空間と庭などの外部空間の行き来を容易にしてくれます。入側といって縁と座敷の中間に位置する畳敷きのスペースは庭に面した大きな開口部と軒裏天井により外部がそのまま部屋に入り込んだようなデザインとなっています。縁には雨を防ぐための深い軒がかかります...(続きを読む)
- 堀 紳一朗
- (建築家)
設計事例「空間をゆるやかに仕切る列柱」
玄関ホールと階段をゆるやかに仕切る列柱。 「ROSSO」で列柱を用いて以来、 断面寸法や間隔、素材を変えながら、 住宅でも多用しています。 光や風は通して、視線は少し遮りたい・・・ 空間を何となく分けたい・・・という時に便利です。 柱と柱の間の寸法によって印象が変わるので、 間隔を決めるのが重要です。(続きを読む)
- 奥山 裕生
- (建築家)
長澤英俊展 オーロラの向かう所
川越市立美術館、埼玉県立美術館、遠山記念館の3館で同時に行われていた 一連の長澤英俊展を、終了間際に駆け込みで見てきました。 埼玉県立美術館だけは、時間切れで見れなかったのですが、今まで設置してある パブリックアートを1点づつ程度は見てはいたのですが、まとまった長澤氏の 作品を見たのは実はこれがはじめてでした。 素材感とバランス感覚に優れた作品はどれもすばらしいのですが、中でも 特にすばらしかっ...(続きを読む)
- 前川 知子
- (インテリアデザイナー)
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