齋藤 進一(建築家)- コラム「車椅子住宅と創意工夫」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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車椅子住宅と創意工夫

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アメブロより更新中 2016-07-07 00:07
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介護福祉建築で、福祉住環境コーディネーターテキストなどには車椅子寸法の記載がありますが、あくまで一般的なもので、実際はオーダーメードで使用されている方が大半です。

車いす住宅設計でのポイントは沢山ありますが、使用者本人からADLの不具合点を聞き出すことに加え、改修前・引越前の住宅にお邪魔し、私自身も車イスで動線や段差の不具合を経験しておくことが、新築やリフォームでの改善につながります。


車椅子は前進する際、フットレストが一番低い部分になるので、部屋うちに物が置いてあると干渉して進めませんが、後退時は車椅子下部スペースが大きいので物がひっかかってしまう場合があります。


そこで介助用車いすにおいては、介助者が段差解消時に足で踏む 
「ティッピングレバー」間にガードをつけてみました。


こうすることで、後退時の物の巻き込み防止と介助者もガードを踏むことで車椅子を上げやすくできますね(^^)

屋外では逆に危険になる場合があるので、介助者無しで外出する場合は外した方が無難です。

福祉用具もまだまだ進化しそうですね♪

自動車が自動運転の時代が来たので、車椅子も住宅内などにおいては、壁などにぶつからずに進める機能が欲しいです。


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