齋藤 進一(建築家)- コラム「阪神淡路大震災から20年」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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阪神淡路大震災から20年

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アメブロより更新中 2015-01-17 15:00

高速道路の高架線が倒れ、テレビのヘリコプター中継から見た未曽有の被害状況は今でも頭に焼き付いています。今日のヤフーでは特集が組まれてましたね。

あれから今日で20年が経ちますが、その後の東日本大震災といい日本は地震列島であるという認識で日々を暮す必要性を感じます。


関東大震災を機に9/1が防災の日となりましたが、1/17や3/11も何かしら防災・減災を意識させる日にしたほうが良いと思うのですが。。


私は、さいたま市耐震診断士として登録しており、地元草加市でも耐震診断を扱ってますが、危機感を持って事前に対処されるかたは非常に少ないのが現状です。


確かに耐震改修には費用が掛かりますが、行政の助成金を利用したり、簡易耐震改修で安く済ませる考え方もあります。


関東の都心部での大震災が、専門家によって発生時期予測が違ったりしますが、「来なければいいな」という楽観視ではなく、「来るもの」として事前に対策・対応をしておくことが、これまでの震災の教訓として活きるものだと思います。



ちなみに下の地図は2009年の予測で、今後30年のうちに震度6弱以上の強い揺れに見舞われる可能性の高いエリア → 数値の高い宮城沖・三陸海岸は実際に2011年に起きてしまいました






首都圏直下型地震が起きた場合、範囲が広すぎるので救助はあてにできません。

救助物資も地域ごとの備蓄のみと考えるべきで、とても足りないと予測されています。

ライフラインの電気・ガス・水道の復旧も地域ごとに格差が生じ、遅いところは月単位かかるところもあるでしょう。


震災後は応急危険度判定士が建物の状況を把握し、「赤紙・黄紙・青紙」を貼って回ります。

余震も続きますので黄紙や赤紙の住戸は入ってはいけません。

震災の範囲が広いほどカオス状態になりがちで、東日本大震災時は倒壊住宅内の盗難被害も実際あったようです。

避難時に貴重品を持参するのか住戸内に金庫のような盗難防止のものを備えて置くかなどは今のうち家族で確認しておくべきだと思います。


防災グッズや備蓄品など、思い立ったが吉日で早めに準備されることをオススメ致しますv













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