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ベル麻痺とカイロプラクティック 論文紹介1
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カイロプラクティック
その他の症状
2007-08-07 19:19
この論文は、1993年に「JMPT」*1に発表されました。
研究は、2人のベル麻痺(顔面神経麻痺)患者に対して、電気治療とカイロプラクティックを併用して治療したケースです。
ケースAは、左顔面に2日前から症状がある15歳の患者で、左目の上下のまぶたは下垂し、なみだ目、動的触診では、頚部に動きの制限がありました。血液検査では、小球性貧血を示し、ベル麻痺(House-Brackmann Grade V)と貧血と診断されました。
ケースBは、左顔面に8日前から麻痺がある17歳の患者で、左目を完全に閉じることはできない状態、動的触診では、頚部の動きに制限がありました。ベル麻痺(House-Brackmann Grade V)と診断されました。
どちらのケースも、10分間の電気治療とカイロプラクティックを行ないました。その結果、ケースAは6週間で、ケースBは3週間で、症状は改善しました。
次回、ベル麻痺(顔面神経麻痺)の研究論文をもう一つご紹介しましょう。
お楽しみに。
山中英司
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*1J Manipulative Physiol Ther 1993 (Jun);16 (5):347-352
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