山中 英司(カイロプラクター)- コラム「胸郭出口症候群(TOS)とは Part5」 - 専門家プロファイル

山中 英司
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります

山中 英司

ヤマナカ エイシ
( カイロプラクター )
陽開カイロプラクティック 
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胸郭出口症候群(TOS)とは Part5

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カイロプラクティック 頭・首・肩の問題 2007-05-16 18:19
前回、あらゆる外界・内界の変化に適応するためは揺らぎが必要で、その揺らぎを適応性(ホメオスタシス)と表現しました。

今回、この適応性(ホメオスタシス)が損なわれる本質的原因をご紹介します。

上の図に示すとおり、大きく5つのストレス的要素が絡んできます。肉体的ストレス、栄養的ストレス、生物的ストレス、環境的ストレス、そして精神的ストレスです。
どのストレスもカラダには影響を与えるのですが、体には適応性(ホメオスタシス)が備わっていますので、かなりのストレスには対応する性能は持っています。しかし、精神的ストレスが、根底にあると、他のストレスへの適応力は著しく低下します。それだけ、心の面がカラダの適応性に大きく関わるということです。

胸郭出口症候群で、よくあるパターンとして説明します。デスクワークのお仕事で、いつも長時間座っている方がいるとします。しかし、3月末で決算の時期、いつものように座って仕事をしていると、何となく右手がしびれてきて、病院に行ったら胸郭出口症候群だと診断されました。

いつものように座っている(肉体的ストレス)状態は変わらないのになぜ、今回症状がでてきたのか? 「病院で猫背が原因です」とか''「骨の奇形が原因です」''と言われたとしても、なぜそれが今になって症状としてでてきたのかと言う疑問の答えにはなりません。
また、症状が一日の中でも変化したりします。

このケースの場合は、決算の時期と言う精神的ストレスが、神経系の緊張を作り、結果、肉体的ストレスへ適応できなくなったのでした。

症状を結果でみるのか、原因をみるのか、見方でそのアプローチは大きく違ってきます。

山中英司

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