山中 英司(カイロプラクター)- コラム「椎間板ヘルニアの今 Part1」 - 専門家プロファイル

山中 英司
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります

山中 英司

ヤマナカ エイシ
( カイロプラクター )
陽開カイロプラクティック 
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椎間板ヘルニアの今 Part1

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腰痛の今 2007-01-12 20:50
病院で行われる椎間板ヘルニアの確定診断に用いられるものとしてMRIがあります。
日本はMRI大国だそうで、世界でも一番MRIを頻繁に使う国だそうです。

椎間板はレントゲンでは写りませんが、MRIならしっかり写りますので、椎間板ヘルニアになっているかどうかは一目瞭然と言うわけです。
これなら患者さんも納得と思いますが、ところがそこには大きな落とし穴があるんです。

こんな研究データがあるのをご存知でしょうか。

1990年、ジョージ・ワシントン大学メディカルセンターのScott D. Bodenらの研究によると、腰痛や坐骨神経痛を過去にまったく経験していない67名をMRIでしらべたところ、60歳以下では1/5の人に椎間板ヘルニアが認められたのです。

また半数の人に椎間板のふくらみ(椎間板ヘルニアの手前の状態)が見られたそうです。
そして60歳以上になると、なんと1/3の人に椎間板ヘルニアが見つかり、80%近くの人に椎間板のふくらみが見られたのです。

要するに、腰痛の経験のない人でも、椎間板ヘルニアを持った人は多く、年齢を重ねるごとにその割合が増えるということです。

椎間板ヘルニアとは、椎間板の状態を示しているに過ぎず、腰痛とは、直接関係ないということです。

山中英司


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