コラム一覧
5518件中 2371~2380件目RSS
自家版租税教室:租税公平主義その2
お金を沢山もっているのだから沢山税金を負担してもらおう。 そのことに納得をする人は多いみたいです。 でも、もし8割も税金で負担しなければならないとしたら、どんなことが起こるでしょう? ・どんなに頑張っても全部税金で持っていかれるのだったら、もう頑張るのはやめよう こんな風に感じる人が出てくると思いませんか? お金持ちに負担...(続きを読む)
自家版租税教室:租税公平主義
税金は公平に負担しなければならない、という考え方を租税公平主義といいます。 先ほど紹介をした「租税法律主義」と一組になっている、大切な考え方です。 それでは、次のウチどちらが公平でしょうか? ・沢山お金をもっている人も、そうでない人も持っているお金のうち2割を税金として負担する ・沢山お金をもっている人は3割負担、普通の人は2割負担、あまりお...(続きを読む)
自家版租税教室:誰からどれくらい取るのか?
国会で税法が話し合われるとき、何を中心に議論するのかわかりますか? それは ・誰に、どれくらいの税金を負担してもらうのか? ということです。 例えば、現在日本には大体1億人くらいの人がいるとされています。 その人達を分ける方法は色々とあります。 ・男と女 ・高齢者と大人と子どもと赤ちゃん ・結婚をし...(続きを読む)
自家版租税教室:毎年国会では税法が話し合われる
租税法律主義の考え方に基づき、国会では税法の内容が話し合われます。 ここで注意が必要なのは、税法は一度作ったら終わりではないということです。 世の中の景気と呼ばれるものや、必要となるものは変化を続けています。 皆さんもご存知の通り、今の日本は少子高齢化が進んでいます。 皆さんのような子供の数が減って、お年寄りの数が増えているのですね。 ...(続きを読む)
自家版租税教室:三権分立
皆さんは社会の授業で三権分立について勉強をしましたか? ひょっとしたら国会見学に行ったりもしたでしょうか? (小学校六年生の間に一度くらい見学に行っていることが多い模様) はい、三権分立、1つずつ言って下さい。 (パラパラと回答あり) ・司法 ・立法 ・行政 はい、ありがとうございます。 司...(続きを読む)
自家版租税教室:租税法律主義その2
このような権力者の気まぐれで税金を課され続けた結果、色々な戦いが起こりました。 そんな中で定められてきたのが ・税金は法律に基づいて負担すべきだ という考え方なのです。 権力者の気分や機嫌で決まるのではなく、しかるべき手続きを踏んで、法律に基づいて負担をする。 これが長い歴史の中で獲得した人間の知恵なのです。 先程...(続きを読む)
自家版租税教室:租税法律主義
ここで憲法の第三十条の条文を読んでみましょう。 「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」 はい、実はこの一文の中には、ものすご~く大切な内容が含まれています。 それは「法律の定めるところ」という部分です。 ここで税金の歴史を振り返ってみます。 税金という仕組みは、随分と昔からありました。 しかし、ど...(続きを読む)
自家版租税教室:国民の三大義務
話を税金に戻したいと思います。 公共を守るためにチーム行政は仕事をしています。 その仕事をスムーズに進めるために、税金というお金を使います。 さて、それでは税金はどうやって集めるのでしょう? 答えは「日本に住んでいる多くの人々から集める」です。 皆さんの保護者さんも、ここにいる先生も、もちろん私も、そして皆さんも税金を納めています。 ...(続きを読む)
自家版租税教室:公平や正義という言葉
公平という言葉はなんとなく皆さんもわかっていると思います。 でも、実際に公平を実現するのは、本当に難しいことがわかるでしょうか? 先程の例でいえば「右利きの人を助ける」ことは「左利きの人を見捨てる」ことと同義です。 もちろん逆のことも言えます。 多数派の「なんとなくの不便」を解消するのが良いのか? 少数派の「かなり大変なこと」を助ける...(続きを読む)
5518件中 2371~2380件目