経営 - 会計・税務 のコラム一覧
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事業を始めて五年目で初めて納税
前回からの続き、個人と法人の課税について。消費税の納税義務判定について考えています。 一年目:個人事業で売上が1,200万円 二年目11月まで:個人事業で売上が1,000万円 二年目12月から:法人成り、決算期を11月に設定 法人一年目:売上が1,300万円 法人二年目:売上が1,500万円 法人三年目:売上が1,800万円 この例の場合、実質的には事業開始三年目でも納税義務が免除...(続きを読む)
個人と法人はあくまで別人格
前回からの続き、個人と法人の課税について。個人事業を途中で法人にした場合の消費税納税義務について。 昨日上げた例だと、開業して一年目には売上が1,000万円を超えました。これによって三年目には納税義務が生じることになります。そこで対策として二年目の11月に法人成りを行いました。 ここでミソなのは個人と法人はあくまで別人格というところです。つまり法人成りした時点で個人事業とは別のものと判断されます。...(続きを読む)
個人で始めて法人にすると
前回からの続き、個人と法人の課税について。消費税の納税義務判定について取り上げています。過去の売上が当期の納税義務に影響するという話でした。この話を理解できると、個人事業を法人成りするメリットなどがわかります。簡単にいうと、個人事業で始めて法人成りすると消費税の納税をしばらくしないで済む、というお話です。 例えばこんな感じです。一年目:個人事業で売上が1,200万円二年目11月まで:個人事業で売上...(続きを読む)
過去の売上がないと
前回からの続き、個人と法人の課税について。消費税の納税義務判定について考えています。過去の売上を目安に当期の納税義務が確定すると紹介しました。それでは過去に売上がないとしたらどうなるでしょうか?具体的には開業したばかりのときなどです。 開業したその年は当然のことながら前期、前々期の売上がありません。その場合、目安にすべき売上がないので納税義務は生じません。少し注意すべき点もあるのですが、基本的に開...(続きを読む)
納税義務判定の基本
前回からの続き、個人と法人の課税について。消費税の納税義務について基本を確認します。 当期において消費税の納税義務があるか否かは ・前々期(二年前)の売上が1,000万円あるか・前期(一年前)の前半期で売上が1,000万円あるか この二つの基準により判断します。本当はもう少し細かい規定がありますが今は省略します。覚えておきたいのは当期の納税義務判定は過去の売上によって有無が確定する、という点です。...(続きを読む)
消費税について
前回からの続き、個人と法人の課税について。個人所得税と法人税の比較をしました。併せて物を所有するときの注意点について考えてきました。会社があるなら買うときに会社名義で、というのも一つの検討事項になります。 次は消費税について考えてみます。まず消費税については納税義務判定の基本を知らなければなりません。納税義務判定とは ・その期において預っている消費税を納税する義務があるか否か ごく小規模な事業者の...(続きを読む)
減価償却費や固定資産税を経費にする
前回からの続き、個人と法人の課税について。個人で住む住宅について会社で買うケースを考えてみます。こうすることで得られるメリットは会社の経費を増やせることです。 住宅購入費の内、建物に該当する部分は減価償却の手続きを踏むことで経費が計上されます。買ってすぐに経費にできるわけではありませんが、数十年の時間を通じて経費が計上されることになります。 また住宅を所有することで生じる固定資産税も経費にできます...(続きを読む)
居住用住宅を会社で買う
前回からの続き、個人と法人の課税について。今日は自分の住む自宅を買う時の話について。名義を誰にするのか?によって少し話が変わってきます。 自分で買う家の名義を自分にするのはふつうのコトです。この場合、通常は購入するときに住宅ローンを組むかと思います。それによって所得税側において住宅ローン控除と呼ばれる税額控除が受けられます。その期間は概ね10年程度です。(改正がしょっちゅう入るので都度確認が必要で...(続きを読む)
固定資産の名義について
前回からの続き、個人と法人の課税について。所得について色々と考えてきました。次は所有について検討します。 よく法人化が済んでいるお客様から「車を買おうと思うんだけど名義は会社にしたほうが良いの?」と質問されることがあります。 もしその車を仕事に使う予定であれば、会社名義で買うべきです。会社で仕事に使うから名義も会社にすべき、という至って簡単な理屈です。場合によっては、名義が個人名義になっていること...(続きを読む)
所得に関する税金のまとめ
前回からの続き、個人と法人の課税について。ここまで個人と法人でどうやって利益、所得を分け合うかについて色々と考えてきました。色々と傾向はありますが、大雑把にまとめると ・開業当初は個人で十分それほど所得が出ないなら個人事業で十分です。法人化のメリットを受けるには、事業がある程度読めることが必要です。 ・税金は一人で負担するより二人で負担したほうが安いこれは社長と会社(法人格)の二人でわけあっても言...(続きを読む)
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