経営 - 会計・税務 のコラム一覧
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消費税は買った時だけに課税される
前回からの続き、課税対象について。所有に対する地方税は継続的に課税されるということを紹介しました。例えば固定資産税は不動産投資をする上でとても重要なコストとして認識されています。これは個人の居住用住宅についても同様です。 これに対して、最近話題の消費税はどうでしょうか?確かに消費税の増税は非常に影響が大きいです。特に不動産など高価なものに関しては1%の増税だけでも数十万円の負担増につながります。 ...(続きを読む)
所有に対する地方税
前回からの続き、課税対象について。今日は地方税について考えてみます。 所有に対する地方税というと、固定資産税や自動車税があります。これらの税金を課税強化することで地方税収が改善…と言いたいところですがおそらく実現化はしないかと思われます。 例えばですが。不動産を所有し続けることでの税金が今の倍になったらどうなるでしょうか?まず自宅を購入する人は激減するかと思われます。家は買ったらオシマイ、ではなく...(続きを読む)
所有に対する課税強化
前回からの続き、課税対象について。所得から所有、消費への課税シフトについて考えてみます。 所有に対する課税は主に相続税を中心に強化されました。すでに基礎控除額の引き下げや各種規程の厳格化が図られています。しかし、これは税制全体への影響で考えるとまだまだだったりします。富裕層は確かに多くの資産を抱えています。しかしながら、相続税の税収全体に占める割合は大したものではありません。ここをどれだけ増税して...(続きを読む)
他の課税対象への拡充
前回からの続き、課税対象について。所得を中心とした課税体系が税収の不足を招いています。対策としては景気を上向かせて各納税者が利益を出せるようにして所得課税を増やす、というのが本来のあり方です。 とはいえ、景気回復をやろうと思って簡単にできるものでもありません。過去二十年程度、日本はず~と不景気の最中で苦しんでいます。こうなると課税対象をずらすという方法論が脚光を浴びてきます。最近消費税の増税が検討...(続きを読む)
所得中心の課税からの脱却
前回からの続き、課税対象について。所得、所有、消費と3つの課税対象について簡単に触れてきました。 現行は所得が中心であることは既に紹介しました。この体制について変更が必要ではないか?という議論は常になされています。所得が出しづらい経済環境が続いていることが原因の一つです。今より20年ほど前までは日本も比較的好景気に湧いていました。必然的に所得も個人法人問わず出ており、そこに対して課税していればそれ...(続きを読む)
インボイス方式
前回からの続き、課税対象について。消費税の多段階税率が採用されるとしたら、というお話です。多段階税率の採用にはインボイス方式という仕組みが必須になります。 インボイスというのは伝票のことです。この伝票の流れを使って消費税の流れも把握するという方式です。税率の異なる商品やサービスに対して公平な課税を行うためには、この仕組みがなければ現実的ではありません。 現在の日本には存在しない制度です。これが採用...(続きを読む)
消費税増税は何よりも影響が大きい
前回からの続き、課税対象について。消費税の増税について考えています。諸外国の消費税率は日本よりも高い、というのは皆様聴かれたことがあるのではないかと思います。最高税率だけを比較すると確かに日本よりも税率の高い国はかなり沢山存在しています。 しかし最高税率だけで考えてはいけません。実際には商品やサービスごとに税率を分けている国も多くあります。生活必需品は安く、嗜好品は高くなどの配慮をしているのですね...(続きを読む)
消費税増税による影響
前回からの続き、課税対象について。消費税の増税について少し考えてみます。 消費税増税というと税率の話が中心になりがちです。しかし、実際には過去数年の間に間接的な増税は既に行われています。 本来の意味での増税は負担者である消費者に高負担を課す、つまり税率のアップを意味します。間接的な増税というのは、納税者である事業者に対する各種改正です。例えば次のような規定がすでに稼働しています。 ・消費税の還付金...(続きを読む)
逆進性についての理解
前回からの続き、課税対象について。消費を中心とした課税について考えてみます。 逆進性という言葉は「低所得者ほど税負担が重くなる」というような意味合いで使われていることが多い用語です。しかしその理解は少し底の浅いものと言わざるを得ません。 当然ですが、消費税はものを多く買えば買うほど負担します。高所得者と低所得者でどちらがより多くのものを買うのかは自明です。極端、高級外車を一台購入すればそれだけで低...(続きを読む)
累進性と逆進性
前回からの続き、課税対象について。消費に対する税金の特徴について取り上げています。 ここで累進性(るいしんせい)と逆進性(ぎゃくしんせい)という言葉をご紹介します。簡単に言うと ◯累進性:課税対象が高ければ高いほど税負担が重くなるという性質所得が高いほど税負担の割合が高くなっていく、という話はご紹介しました。 ◯逆進性:課税対象の高低に関わらず税負担の割合が変わらない時には税負担の割合が反比例する...(続きを読む)
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