小木野 貴光(建築家)- コラム「半地下防水」 - 専門家プロファイル

小木野 貴光
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現

小木野 貴光

オギノ タカミツ
( 東京都 / 建築家 )
株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士
Q&A回答への評価:
4.3/25件
サービス:2件
Q&A:60件
コラム:298件
写真:810件
お気軽にお問い合わせください
03-5948-9673
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼
専門家への資料の請求は、こちらからお問い合わせください。
資料の請求
オフィシャル・ホームページはこちらです!(※外部サイトへのリンクです)
ホームページ!

半地下防水

- good

建築の現場 北区S邸(狭小間口の家) 2011-02-05 16:00

半地下部分の有る、北区S邸。
防水方法を紹介して来ましたが、その2つ目。

水が入り易いのは、コンクリートの打ち継ぎ部分。
水膨張ゴムを敷いています。
以前は、以前は止水番という板を立てていたのですが、
コンクリート打設時に、倒れて意味をなさない事が多く、現在では使いません。

水膨張ゴムは、コンクリートを打つと、ゴムが膨らみ、隙間を無くし、水を
止める材料です。


写真のコンクリートの上にある、ゴムの帯がそれ。
防水3っつ目。
2つ目の打ち継ぎ部、水膨張ゴムを施工する現場は多いのですが、
この、セパレータ部の水膨張材も大事です。

これ、使わない現場の方が多いですが、
防水に過剰は無いという事で、使ってます。

鉄の棒に回してある、リングの様なものがそれ。
この棒、型枠を抑える為に必要な材料で、実際は、打ち継ぎの同様に、
水の入る可能性のある場所です。

これで安心。

小木野貴光アトリエ一級建築士事務所

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真