コロナウイルス・パンデミックが長引くにつれ、無理やり蓋をしていたかのような人間の弱さ、醜さが表で出て来ていますね。

アメリカの腐ったじいさんトランプはその代表ですが、ま、あんなのがカナダの南で息をしていると思うと気分が悪いので、今日の話題には載せないことにします。

カナダにやって来る留学生のみなさんにも大いに関係がある、カナダの、特に白人の裏の顔も日毎に表に出てきています。

増え続ける中国人への攻撃は、止むことなく続いています。

迷惑なのは、中国人と他のアジア人との区別がつかず、アジアの顔をした人たちみんなを標的にしていることです。

今日のCBCニュースにはこんな事件が報道されています。

「バンクーバー・チャイナタウン近くでアジア系女性が車の中にいたところ、男が近づき悪態をつき、その後のみで車のフロントガラスを叩き割ったそうです。 

周りの目撃者の通報により、男は逮捕され、ふたりの女性に怪我はありませんでした。」

３月以来、アジア人を狙ったHate Crimeが29件通報され、警察が調査中です。

通報されていない件を含めるとかなりの数にのぼると言われています。

襲われる対象は特に年配の中国人、若い女性中国人ですが、中国人と間違われる可能性があるアジア系の人たちにも危険が及びます。

カナダ留学中の日本人の方は十分回りに注意し、危険を感じたらすぐに911 に電話すること。

特に若い日本人女性は気をつけて下さい。

カナダの高校からも「なんだアジア人蔑視の教師を今まで隠していたのか？」とショックを受けるニュースです。

バンクーバー周辺の高校教師。

過去に何度もアジア系生徒に人種差別の暴言を吐いていたそうです。

20回以上にも上るとか。

Klaus Hardy Breslauerという名前の教師で、学校ではScience 9, Science 10 and Physics 11を教えています。

吐いた暴言は、

イランからの生徒に：「成績が取れないと地雷の国に送り返すぞ！」

日本人留学生に：「なんでこんな質問に答えられないんだ！　変態アニメばっかり見ているからだ！」

フィリピンの生徒に：「水田に戻って働け！　成績も取れないくせに。」

などなど、ひどい言葉が並びます。

そして。

衝撃は、この教師はたった3日間の謹慎処分のみ。

また高校で教えるそうです。

日本から留学し、Klaus Hardy Breslauerという教師に出会ったら学区にかけあい、こんな教師の授業はボイコットすべきだと思います。

3日間の謹慎のみ！　腹立ちますねぇ。

カナダの高校は人種差別には目をつぶるという事実ですね。

非常に残念に思います。

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