「当然と思っていたことすべてが壊れた」

 

絶望的になっている高校留学中断生とその親の心理状態だと思います。

 

カナダで、外国人未成年である高校留学生の弱すぎる立場が完全に露呈されたコロナパンデミックですが、実はカナダの高校留学プログラムは最初からその「恐ろしい真実」をひた隠しにしていました。

それが一挙に目の前に飛び出た形です。

 

「明日がなくなってしまった」

 

「高校を卒業したら日本に戻れる！」「どこの大学に進学しようか？」「こんな仕事に就きたい！」と、夢見ていた「明日」が消滅してしまった残酷な日々を送っているのでしょうか。

 

「頑張れば、単位が取れる。我慢すればその先がある。」と歯をくいしばって来た真面目な留学生たちは、自分の人生を自分でコントロールも出来ない毎日をただ呆然と過ごしていると思います。

 

「明日の予定も立てられない。」現実。

 

心理学専門家は「明日のことを考えられな日々が長引けば、コロナパンデミック中はもちろん、実は終息した後に大きな心理的問題が起こる可能性が高い」と忠告しています。

 

パンデミック中はどこにもぶつけることが出来ない、不安、うつ、怒りを自分の中に閉じ込め、何とか自分の生活をコントロールしようとします。

 

「こんなことが長く続くはずがない」「カナダ高校からのオンライン授業さえ真面目にやっていればきっと前と同じような留学が始まる」と無理やり思い込み、現実を否定しようとします。

 

そんな楽観は甘い夢だと徐々に悟り始めると、現実に背を向けようとします。

「みんな騒いでいるだけ。そんなに酷いはずがない。自分が高校留学に戻れないなんてあり得ない。」

役にも立たないおざなりのカナダ高校からのオンライン授業にすがりつき、戻れる日を指折り数えながら夢の中に逃げ込もうとします。

 

パンデミック下では、個人がいかに頑張ろうとも、それで何かが変わることはないのに。

一生懸命「そんなはずはない」と現実から隠れようとします。

 

このような日が長く続くにつれ、「今の瞬間だけに生きる」心理状況に陥ります。

先のことが考えられなくなり、またまたエージェントの大嘘の罠に入ってしまいます。

 

それを避けるにはどうしたらいいか。

 

「明日がなくなったら、明日の先を見たらいいです」

 

そもそもなぜ高校留学をしてしまったのか。

それも、日本での場所さえ確保しないまま、なぜ良く知りもしないカナダという国にあなたとあなたの子供の未来をそっくり預けてしまったのか。

 

そこですね。

「明日」に何を見ていましたか？

 

高校留学程度では英語力などつかないのに。

日本の高校生の方がはるかに英語力は高いのに。

 

大学に行って就職して。。。。

そんな道筋さえこれからは大きく変わるかも

 

 

明日の先を見るには、高校教育とは何かを考えること。

 

あなたの大切な未来の中核をなす大切な教育です。

カナダ高校留学なんかでは、本当の学力もつかないし、日本人としての基本教育もすっぽり抜け落ちたまま。

そんな未来を求めていましたか？

 

ちょうどいい機会。

本当に教育に戻り、本当の学力をつけ、次のステップに進むこと。

 

このままズルズル待っていても、日毎にあなたの将来が霞のように薄くなり、そのうちに消えてしまうかも。

「明日にはカナダが元に戻る」なんて、不可能な夢は綺麗さっぱり、捨てて、「明日」の先にある未来の準備をしましょう。

 

まず。

日本の高校に戻り、または入学し直すこと

 

そして、日本の高校の教育停滞の間に（そうです！でも母国の親元にいるし、日本語で学べるのですから）

他の生徒が学ぶ機会を奪われている間に、頭ひとつ抜け出そう。

折角始めた英語での勉強も続け、「明日」の先にはもう一度カナダに、今後は大学に戻る準備を。

 

なくなった「明日」は飛び越えて、その次に進む。

 

後ろにも戻れない、明日もなくなった。

今の瞬間にだけ生きている

 

な〜んて絶望的な生活は終わり。

「明日」の先に進む準備をしましょう。

 

I am with you.

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