大塚 嘉一(弁護士)- コラム「「資治通鑑」(1/2)」 - 専門家プロファイル

大塚 嘉一
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オオツカ ヨシカズ
( 弁護士 )
菊地総合法律事務所 代表弁護士
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「資治通鑑」(1/2)

- good

2007-10-06 12:12

「資治通鑑」(しじつがん)は、北宋の司馬光が編纂した編年体の歴史書。周から宋の直前までを扱っています。全294巻。
 写真は、我が国で最初に全巻が発行された津藩のもの。天保丙申校刊とありますから、西暦でいうと、1836年になりましょうか。現在一般に広まっているいわゆる山名本の定本となりました。我が家にある本のなかで一番古い本でもあります。
 SFで、大戦争の結果都市のみならず社会組織が崩壊したあとに生き残った者が懸命にサバイバルする、という設定がしばしば見られます。そんな我々日本人には未経験のことでも、彼の地においては、実際に過去に何度も起こったことです。
 徳川慶喜や不遇時代の毛沢東が愛読した、というのも頷けます。

 弁護士業務において、法制度が崩壊した、という場合まで想定して考えることは、通常は、まずありません。しかし、人間性の本質に遡って、法制度を考えることは必要だと思います。そのような姿勢は、通常業務における説得力の増大に貢献するに違いない、と信じています。

 

 

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