堀江 健一
ホリエ ケンイチグループ
恋愛心理 - 自己受容 のコラム一覧
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紙の月 女性が自分の殻を破る瞬間
紙の月 2014年作品 ストーリーだけを言えば、至ってシンプルなお話で、 どこにでもいそうな奥さん(宮沢りえさん)が、若い男性(池松壮亮)と出会ってしまった事で、勤め先の銀行のお金を横領して、大金を貢いでしまうのですが、それがバレて、旦那さん(田辺誠一)も捨て、今の生活から転落する、と言う話です。 監督は、『桐島、部活やめるってよ』などの吉田大八さん。 若い男性役の池松さんは、WOWO...(続きを読む)
HERO 2 自分の弁護をしてあげていますか?
ドラマ「HERO]を題材に、何かもめごとや悩み事等が起きた場合に、自分の頭の中で考えることを、裁判になぞらえて話をしています。 前回、人の精神を構成する「超自我」「自我」「イド」の説明をしました。 今回も、「しよっぱい味噌汁事件」の話でまた例えてみましょう。 彼氏に作った味噌汁が、彼の口には合わなくて「しょっぱい」と言われたとします。 「私は、彼のために良かれと思って味噌汁を作...(続きを読む)
HERO 1 頭の中で開かれる裁判
HERO 説明の必要もないかも知れませんが、検事役の木村拓哉さんと仲間たちが、「人を裁く」ことに真摯に立ち向かい、正義を貫こうと活躍するドラマです。 このドラマ全体に 「長いものに巻かれてしまうのではなく、自分自身の中の正義に従って、真実を見つめよう」 みたいなメッセージを強く感じます。 大抵の裁判劇と言うと、検事役の方が主人公だったら、隠された証拠を見つけ出し、真犯人を暴いたり、巧妙に...(続きを読む)
アオイホノオ 6 他人と関わる事=自由を束縛される事?
80年代、マンガやアニメの奇才たちが集まる大阪芸術大学を舞台に繰り広げられる半分実話の青春コメディ「アオイホノオ」を題材に書いています。 主人公の焔くんは、漫画家になりたい!と目標は定まっているのに、肝心の描きたい物が定まっておらず、それを探して迷走します。 そして焔君の恋愛事情もかなり迷走しています。 2人の女の子の間で、気持ちが揺れています。 焔君の先輩と付き合っているけど、いつ...(続きを読む)
アオイホノオ 5 自分が自分の中に見出した価値を大切に!
80年代、マンガやアニメの奇才たちが集まる大阪芸術大学を舞台に繰り広げられる半分実話の青春コメディ「アオイホノオ」を題材に書いています。 前回は、主人公の焔くんが、漫画家になりたい!と目標は定まっているのに、肝心の描きたい物が定まっておらず、それを探して迷走している事をお話しし、一般的にも自分の「やりたい事」が見いだせず、苦悩する事があるのではないだろうか?という事を書きました。 日常の...(続きを読む)
アオイホノオ 4 やりたい事を見い出す為の、いくつかの大切な事
80年代、マンガやアニメの奇才たちが集まる大阪芸術大学を舞台に繰り広げられる半分実話の青春コメディドラマ「アオイホノオ」を題材に書いています。 前回は、主人公の焔くんが、漫画家になりたい!と目標は定まっているのに、肝心の描きたい物が定まっておらず、それを探して迷走している事をお話しし、一般的にも自分の「やりたい事」が見い出せず、苦悩する事があるのではないだろうか?という事を書きました。 ...(続きを読む)
アオイホノオ 3 やりたい事が無い人の焦りと苦悩
80年代、マンガやアニメの奇才たちが集まる大阪芸術大学を舞台に繰り広げられる半分実話の青春コメディ「アオイホノオ」を題材に書いています。 奇才たちの行動や、その発想力は、作品を作る上では「天才的」にも思えるものですが、普段の生活上で見ると、「変な人」の様に思えてしまう所もあるようです。 ドラマでは大学の広告宣伝の授業で、「何でも良いから自分の選んだ商品のコマーシャルを映像作品として制...(続きを読む)
アオイホノオ 2 考える価値も無い、と思われている事を考えるのが芸術家
80年代、マンガやアニメの奇才たちが集まる大阪芸術大学を舞台に繰り広げられる青春コメディ「アオイホノオ」を題材に書いています。 今回は、続きで、私が通っていた日大芸術学部での出来事を紹介してみます。 ある早朝、アトリエ(デッサンしたり絵を描く教室)に行った時の出来事です。 午前中は一般教養の授業があるので、まだ誰もアトリエにはいないだろうと思っていたのですが、近づいて行くと、中から3...(続きを読む)
アオイホノオ 1 変な人=一般的な価値観・常識に当てはまらない人?
アオイホノオ 「炎の転校生」「逆境ナイン」などの漫画を書いた島田和彦さん原作の、自身の大学生活をベースにした同名のギャグ漫画のドラマ化作品です。 時代は80年代、焔(ほのお)モユル(柳楽優弥さん)は漫画家を目指し、大阪芸大に入学しました。 同期生や先輩には、後に「新世紀エヴァゲリオン」で一躍アニメ史に名を残す事となる庵野ヒデアキ監督(安田顕さん)とその制作会社の創立者たちのメンバーや...(続きを読む)
あすなろ三三七拍子 8 別れる二人、寄り添う二人
前回までは、ウチの夫婦を例に、「親密な2人の間の関係性」についてお話ししてきました。 私達夫婦の、お互いの心情を象徴的に言うと、 「人の愛情を信じられない女」 「自分の愛情は、受け入れてもらえないのではないかと恐れる男」 のカップルだと言う話をしました。 お互い愛し合って一緒にいるにも関わらず、傷つけ合ってしまうような事が続くと、正直「別離」や「離婚」も考えてしまう事もあります。...(続きを読む)
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