対象:住宅設計・構造
ただいまツーバイフォーにて新築を考えています。
? 耐力壁にダイライトを使用したいと思っていますが、ツーバイフォーへの使用は一般的ではないのでしょうか?また、ツーバイフォーでの使用する場合のデメリットがあれば教えてください
? 室外側からサイディング16mm+通気層18mm+防水シート+高性能グラスウール16k90mm+気密シート+石膏ボード+ビニールクロスの仕様にした場合の内部結露の発生の有無について教えてください(?b地域)
以上の2点についてご教示いただければと思います
悩み中ですさん ( 東京都 / 男性 / 30歳 )
回答:2件
野平 史彦
建築家
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2×4について
悩み中です様
2×4工法での設計をされている設計士さんにお応えして頂ければいいのですが、
まず、
1)ダイライトの使用についてですが、2×4工法は詳細にマニアル化された工法で、面材には構造用合板が使用される事になっているので、壁倍率が高いといってもマニアルにない面材を使用すると、認定された工法とならなくなるので不可ではないかと思われます。(これは私も2×4に精通している設計者に伺いたい、、)
2)2×4工法は透湿抵抗の大きな構造用合板が面材として使用されるので、本来、外張り断熱を考えた方が施工精度に左右されず内部結露に対しては安全側に働くのですが、充填断熱とする場合、気密シートの施工精度が内部結露に対してはキーポイントとなります。
首都圏の大工さんは基本的に高気密・高断熱の知識が希薄なため、気密シートの重要性を認識しておらず、いい加減な施工が行なわれているのが一般的と思われます。
以上、ご参考まで
評価・お礼
悩み中ですさん
野平様
回答ありがとうございました。
わかりやすくてとても参考になりました。
もう少し勉強してみて、納得出来る住まいづくりを
したいと思います。
ありがとうございました。
横山 彰人
建築家
1
ツーバイフォーについて
文面拝見しました。 壁の中ことなので心配だと思います。
先の専門家の方が言われるように、施工精度によって随分変わります。
ツーバイフォーの日本導入の経緯とその後の技術的な職人のレベルがどうしても在来工法の技術者と比べ落ちますので、精度の問題が心配です。
その問題と将来家族構成やライフスタイルの変化によってリフォームする場合、ツーバイフォーは壁構造なのでかなり制約があります。
その両面をご検討のうえ、設計を進められたらいいでしょう。
分らないところがあればご連絡下さい。
横山彰人
評価・お礼
悩み中ですさん
横山様
増改築の際に構造上の制約を受けることで
2×4は工法上のデメリットのほうが大きいということですね
軸組工法にするかも含めて再度考えてみたいと思います。
ありがとうございました。
悩み中ですさん
再度質問させていただきます
2010/02/24 22:28野平 様
質問にご回答いただきありがとうございました
再度質問させていただければと思います
通常使用されている構造用合板やノボパン等の透湿抵抗の高い
耐力壁を使用するよりも、単純に透湿抵抗の低い
ダイライト・モイス・ハイベストウッド等を使用したほうが
内部結露に対して有効ではないのかと素人ながら思いました。
ダイライト等の無機質系耐力壁で2×4工法の大臣認定壁倍率を
取得していれば、使用することには問題ないのかと思うのです
が、いかがでしょうか?
2×4工法+外断熱はセットかと思うのですが、充填断熱で公庫
の次世代省エネ仕様に基づいた気密シート等のの施工方法では
内部結露に関しては不十分なのでしょうか?
再度ご教示いただけるとありがたいです
悩み中ですさん (東京都/30歳/男性)
悩み中ですさん
再度質問させていただきます
2010/02/24 22:35横山 様
質問にご回答いただきありがとうございました
再度質問させていただければと思います
2×4工法のデメリットは
?充填断熱の場合の施工精度の確保が難しい
?将来の増改築が困難な場合がある
かと思いますが、2×4工法のデメリットにまさるメリットはあ
るのでしょうか?在来工法であっても筋交いを入れた場合のGW
の施工性(GWの現場カット・現場合わせ)を考えると2×4でGWの
充填断熱を考えた場合施工精度を確保しやすいのかと思うので
しょうがいかがでしょうか?
再度ご教示いただけるとありがたいです
よろしくお願いいたします
悩み中ですさん (東京都/30歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
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