対象:住宅検査・測量
以前、古い家が建っている状態で土地を購入しました。
誰も住んでいない古い家をいつまでもそのままにしておくのは防犯上良くないと思い、業者に解体を依頼しました。
解体から2年。隣家がリフォームを検討したところ、隣家の一部が地盤沈下している可能性があり、その原因がこちらにあるとリフォーム業者に言われたとのことで、100万円近くのリフォーム代を請求されています。(実際には、隣家は家全体の大きなリフォームをしており、隣接部分のリフォーム代を請求しています)
ちなみに、このエリアではみなさん、擁壁をもち、道路と同じレベルに地下駐車場を、その上に2階建ての家を建てています。
以前、解体した土地もそのように家が建っており、家を壊した際に、駐車場があった部分は大きな穴となっていました。
隣家の方は、雨のたびにその穴に自分の土が流れ出たことが原因で地盤が下がったと言ってみえますが、ある日突然、100万を超えるリフォーム代を請求され、どうしてよいのか困っています。
偶然にも同じタイミングでこちらも新築工事を始めており、工事を続行しても良いのか困っています。
アドバイスをお願いします。
黒豆茶さん ( 愛知県 / 女性 / 33歳 )
回答:1件
堰口 新一
経営コンサルタント
1
リグレス一級建築士事務所の堰口です。
こんにちは。
ご相談内容を拝見しました。
さぞ、お困りのこととお察しいたします。
状況の確認ですが、道路面の高さに地下駐車場があり、
その上に住宅が建っているという土地柄で、
古家の解体時には、地下駐車場も解体して、
土が露出した状況で2年間、そのままであった。
ということかと思います。
その間に、雨等で隣家の地盤の土が流出し、
地盤沈下を発生させたとのこと。
そのリフォーム代金が100万円ということですが、
金額的には、地盤沈下を修正するには少なすぎると思われます。
詳細な内容が分かりませんので、明言はできませんが、
一般的にはその2倍以上はかかります。
今後、どう対応するかですが、状況的には隣家と
もめごと的なところまで来ているのでしょうか?
今後、永続的にそこに居住することを考えますと、
隣家と仲が良くないのは精神的にも良くないと思います。
私自身、建築・不動産に関わる訴訟案件も多く手掛けていますが、
先ずは、この点を明確に方針を決めたほうがいいと思います。
方向性としては、話し合い、調停、訴訟など、
手法は多々ありますので、ご自身の心積もりを、
お考えいただき、追って、ご相談いただければと思います。
それでは、失礼いたします。
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