回答:1件
睡眠時間を確保して時間管理+良眠のための環境作りを
遅刻が多発しているのは朝の目覚めが悪いことが直接の理由と考えられますが、睡眠障害はその大きな原因の一つになり得ます。従って睡眠の質と量を充実させることが、解決のための一つの方法性になります。
睡眠障害には大きく分けて二つあり、床に入っても眠れない「不眠」と、そもそも床に入る時間を確保できない「睡眠不足」があり、対処法がやや異なります。前者の場合には眠りやすい環境を整えることに主眼が置かれますが、後者ではいかに睡眠時間を確保するかが重要となります。
お話では、やることがたくさんあって早く寝られないということなので、後者の「睡眠不足」の要素が強いと考えられます。従って日中から宵にかけての学習その他の活動に関して、いかに効率を高めて睡眠時間を確保するかが最大のポイントとなりそうです。
生活時間には、自分で制御できる部分とできない部分とがあり、前者の可変部分をいかに効率化して、無駄な時間を省くかがポイントとなります。その場合、睡眠に必要な時間を確保した上で、そこから逆算して一日のスケジュールを表にしてみましょう。
次に、睡眠に適した条件作りに取り組みましょう。寝坊し遅刻するということは睡眠が浅く、十分に眠れていない可能性があります。睡眠の質を高めることによって朝の目覚めの良さを得ることができ、遅刻を予防することが可能となります。
まず睡眠の障害となる要素をできるだけ排除しましょう。代表的なものとしてコーヒーなどカフェイン飲料や炭酸飲料の多飲、深夜に及ぶテレビやゲーム、パソコン作業、それに深夜の飲食や熱い風呂などです。これらに該当する要素はありませんか?
そして良質な睡眠のための取り組みもしましょう。就寝前の1時間くらい前からは部屋を少し暗くして、静かな音楽を流したりラベンダーなどの香りを漂わせると安眠に繋がります。また38℃前後の温めの湯に半身浴で10〜15分間ゆったりと浸かることも有効です。
回答専門家
- 吉野 真人
- (東京都 / 医師)
あなたの自然治癒力を引き出し心身の健康づくりをサポートします
病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング