対象:ホームページ・Web制作
回答数: 3件
回答数: 7件
回答数: 3件
初めて質問させていただきます。宜しくお願いします。
近々、Web制作などの個人事業を始めようと思っています。
Web制作においては、デザイン、コーディング等は得意としているのですが、プログラム系が弱いので、フリーのプログラムを検討しています。
(X)HTML+CSSのWebサイトのメールフォームなどは某有名フリーCGIを。
CMSによるWebサイトやブログ制作はWordpress・プラグインを使用する予定です。
ここで引っかかったのが、それらフリープログラムを使用した際の万が一のトラブルです。一番懸念なのが個人情報の漏洩でしょうか…
トラブルの発展規模にもよるのでしょうが、その様な事態が起こった場合の責任は、やはりプログラムを選択した制作者にあると思います。
しかし、個人であるが故「フリー」のプログラムを使用するわけで、逐一外注する訳にもいかず…トラブルや依頼人様によっては賠償請求や慰謝料請求されるかもと思うと、とても不安です。
Web制作の素人が依頼人様になることが多いでしょうし、「フリーのプログラムを使用する」ことと、その責任範囲の説明を、どのようにしたらいいのか迷ってます。
また、契約を交わす際の責任範囲の項目などに、何かしら書き加えた方がいいのでしょうか?
専門家のみなさんは、フリーのプログラムを使用する場合、気をつけていらっしゃることはありますか?
アドバイスいただけたら幸いです。
kimidoriさん ( 千葉県 / 女性 / 30歳 )
回答:5件
谷口 浩一
Webプロデューサー
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自分で壁を高くしないで
初めは誰だって多くの不安があるものですが、不安や心配で自分の前の壁を高くするのはよくないですよ。
事業を始めるなら元気いっぱいでなきゃ、お客さんだって不安になっちゃう(笑)。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
Give&Takeを基本とするネット文化(というかUNIX文化)は、多くのオープンソースを生み、公開と検証を繰り返しながらブラッシュアップされ、今では多くの技術者が認める安定した優れたソフトがたくさん存在します。
ですから、一様にフリーソフトを心配することはありませんよ。
大切なのは、信頼されるフリーソフトをkimidoriさんが選択できるかどうかです。
個人事業だろうが法人だろうが、フリーソフトを使用するケースは多々あります。
逆に個人事業であることを理由にフリーソフトのカスタマイズや外注を行わないのであれば、自ずとビジネスチャンスを小さくすることになりますよね?
僕らの業務ではアプリケーションの開発が常に伴うものですから、案件毎に、フリーかカスタマイズか外注か、kimidoriさんかスタッフの誰かが見極めるスキルを身につけてくだい。
フリーソフトにも外注にもメリットとデメリットがありますよね?
クライアントに、選択肢とそれぞれのメリット/デメリット、kimidoriさんの考えをきちんと説明し、了承を得て、書面に落とすのは事業主の大切な仕事です。
受益者負担は当たり前です。
フリーソフトのメリットはクライアントも得るわけですから責任だって同じこと。
難しく考えないで、誰が読んでもわかるように当たり前のことを当たり前に書けばいいんですよ。
事業主として負う責任に不安ばかり感じてないで、クライアントと良い関係を築けるように、しっかりと技術、知識を身につけて、自信をもってビジネスしませんか?
ご参考になれば幸いです。
成功するWeb戦略とホームページ制作のチームデルタ
谷口浩一
評価・お礼
kimidoriさん
>谷口さん
早速のご回答、ありがとうございます。とても参考になりました。
実は知人と契約書を交わした上での制作をしたことがあるのですが、契約内容を全く無視されてもめたことがあるので、難しく考えてしまっているのかも知れません;
フリーソフトは著名度も信頼度も高いものを検討しています。きちんと説明し、契約を交わしていきます。不安材料を抱えていては自信も持てませんから、とても助かりました。ありがとうございます。
井上 みやび子
Webエンジニア
-
誠意を持って説明 & 補償の上限を明確に
はじめまして。ウェブウェア・オルグの井上と申します。
私もフリーランスで仕事を始めた時は同じような不安を持ちました。(そして失敗も!)
フリープログラムを使う場合でも、お金をかけて専門家に外注する場合でも、kimidori さんがベストと思う方法をご提案するわけですから、谷口さんのおっしゃる通り、kimidori さんのお考えをきちんとご理解頂くまでお客様に説明する、というのが基本です。
私からは、考えておいた方がよい事やお客様へのご説明に盛り込んだ方がよい内容を列挙しますね。
・使用するフリーソフトの説明(選択の理由、実績)
・フリーソフトの機能が無保証である事と、価格と比較してのメリット
・問題が起こる「可能性」がある事と、考えられる問題の例示
・問題が起きた時に kimidori さんが取れる対応(内容は?期間は?有料?無料?)
○相手に実質的な損害(顧客情報の漏えいなど)が起きた時の補償の上限
○印は、小さなプロジェクトや問題が起こりにくそうな場合は契約時にはご説明しない場合もありますが、どうするかの方針は立てておいた方がよいと思います。
私が行っているような小規模開発だと金銭的な補償はしないかいただいた金額までというのが一般的で、原因解消のために対応する時の有料、無料と期間の方が問題になります。
ご参考になれば幸いです。
PR---ホームページ更新ツール「すぐ使えるCGI」
評価・お礼
kimidoriさん
>井上さん
ご回答ありがとうございます。
そうですね、理解してもらえるまでとことん説明することが、この件に限らず一番大切ですね(依頼人様によってはしつこいくらい念入りに…)。
実際、制作に入ってしまうとデザインやコーディングに夢中になってしまうタイプなので、今から下準備を念入りにしたいと思っています。
とても参考になりました。ありがとうございます。
吉村 昭二
ITコンサルタント
-
最初は不安なもの
はじめまして、シンクライズの吉村です
オープンソースを使う理由として
価格が安く、導入のハードルが低い事があげられます。
ある程度その仕組みを提案した際に、そのリスクについてをお客様に理解していただく必要があります。
中小企業であれば、そこまでセキュリティにおいての責任追及をするケースは少ないです
大企業であれば、まず個人に依頼するケースはなく
心配されている事についてはあまり気にしない方がいいかもしれませんが
価格の安さについてのリスクはしっかり説明する義務はあります。
それでお客様が不安に感じる際は、SSLの導入やシステム開発会社もしくはオープンソースの開発元に仕事を依頼して正当な対価をお客様に支払っていただく事で
懸念されるリスクを最小限に抑える事はできますし、システム会社へサーバー保守を依頼すれば問題回避することができます。
仕事にトラブルはつきものです
しかし、トラブルの際にお客様との信頼関係をどれだけ築けるかがやはり一番のポイントです。
失敗を繰り返しながら、経験が自信へと変わっていきます
何事にも恐れずに、がんばってください。
評価・お礼
kimidoriさん
>吉村さん
ご回答ありがとうございます。
色々な方がいらっしゃいますから、色々と可能性を考えてしまって…トラブルを乗り越えて末永くお付き合いできる様な依頼人様と出会えるよう、頑張ります。
ありがとうございます。とても参考になりました。
玉井 昇
Webプロデューサー
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ASPの利用も選択肢のひとつです。
はじめまして、ソフトプランニングの玉井と申します。
入力フォームに限って言えば
ASPの利用も選択肢のひとつです。
多くのASP業者ではSSL認証に対応していますし
登録された問い合わせ者の情報がデータベース化される機能がある物が多いので、
公開後のクライアントさんのマーケティング活動にも便利です。
制作者としては開発費は掛かりませんし
責任はASP業者さんが負ってくれるので安心です。
ただ、ランニングコストが掛かります。
その説明をして、お客さんに申し込んで戴くと良いと思います。
がんばってください。
ウェブ制作者向け合宿セミナー玉井昇
評価・お礼
kimidoriさん
>玉井さん
ご回答ありがとうございます。
ASPについては、自分で利用したことがないのでちょっとためらいますが、便利そうでいいですね。SSL付きだと安心感もありますし。
選択肢の一つとして検討したいと思います。ありがとうございます。
岡本 興一
ITコンサルタント
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選択肢を示すことで理解いただけると思います。
選択したソフトウェアで不具合が発生した場合の責任について、予めお客様に説明しておけば問題にならないことがほとんどだと思いますよ。
* ■1.自社開発の場合
徹底的なテストを実施するのでこれだけのコストがかかりますが、これだけの保証をいたします。
* ■2.商用ソフトを使う場合
商用ソフトで○○円のものを利用すれば、ソフトベンダーが保証してくれます。(ソフトの品質の保証はソフトベンダーでしかできません)
* ■3.フリーソフトを使う場合
定評のあるフリーソフトを使えば同等のことができますが、自己責任での利用となります。
ソフトウェアの品質保証は原則としてできませんが、○○というコミュニティでサポートされ、これだけの評価をされています。
自分の経験で言えば、問題になったことはありませんよ。
という形です。
コストがかかるけれど、保証をします。
少しコストがかかりますが、ベンダーが保証をします。
コストがかからない代わりに、完全な保証はできません。
ちなみに、■2.で商用ソフトを使って、その商用ソフトのバグが原因で問題になったとします。
道義的には、商用ソフトをお薦めした責任はありますが、金銭的な責任はソフト開発会社になりますよね。
それがどこまで対応してもらえるかは別ですが・・
こうした選択肢を示し、お客様に選んで頂くこと、契約時にそれらを明確にしておくことで、お客様も理解してくれますよ。
私の会社でもオープンソースをよく利用していますが、上記の様な説明をして納得戴けなかったことはありません。
ご参考になれば幸いです。
集客につながるホームページ
ネットとセキュリティ〜ウィジット株式会社
岡本興一
評価・お礼
kimidoriさん
>岡本さん
ご回答ありがとうございます。
選択肢を用意、それぞれのメリットデメリットを説明し、依頼人様にも制作に参加しているという意識を持っていただくというのは、とても重要なんですね。
デザイン面でも同じことが言えますね。
とても参考になりました。ありがとうございます。
(現在のポイント:-pt)
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