25歳の主婦です。結婚してから実家を出て、主人と二人暮らしをしています。この年齢になっても親が怖くて、連絡することはおろか、実家に帰ることすらできません。
私は幼いころから病弱で、病院に通院したり、深夜具合が悪くなって、親に看病してもらったり、散々迷惑をかけてきました。申し訳ない気持ちを抱きながら育ってきました。
病弱なので仕事もできず、成人してからも親にお金をもらったり、車の免許を取るよう勧められて、取ったのですが、教習所代は親に出してもらったり、幼いころからも、成長してもとにかく迷惑のかけっぱなしです。父親は厳格で真面目な人で、尊敬しているのですが、何度か強く怒られたことがあり(死んでしまえと言われたこともあります)、それが原因で、自分を憎んでいるのじゃないかと思うようになりました。
本当に、苦労して自分を育ててくれたのに、出来そこないで親孝行のひとつも出来ない自分が申し訳なくて、自分のような者は死んだ方がいいんじゃないかと考えることもあります。
私みたいに迷惑ばかりかける娘がいなければ、両親はもっとお金持ちで、幸せになれたんじゃないかと思うと、涙が出てきます。
読んでいる本などに「親」という単語が出てきたり、親と同じ名前の登場人物が出てくるのを見たりすると、動悸が速くなり、冷や汗が出て、手が震えます。外出先や電車内で、親と似た人を見かけても同様で、動悸と冷や汗が出て、その場から逃げだしたくなってしまいます。外へ出るのも怖くなりました。
最近は無気力と倦怠感がひどく、家事も出来ず、主人にも迷惑をかけています。
眠っても、親に責められる夢を見たりしますので、不眠症気味でもあります。いっそ死んでしまいたいです。生まれてきたことが申し訳ないです。
どうすれば、気軽に親と接することができるのでしょうか?
また、こういった症状は、精神病か何かなのでしょうか?
rem_suiminさん ( 神奈川県 / 女性 / 25歳 )
回答:1件
親の至らない面にも着目し対話と感謝の意+生活改善を
親という存在は子にとってしばしば怖さを感じさせるものですが、その恐怖感が余りに強すぎると、親子関係はもとより日常の活動や仕事の足かせとなりますので、何らかの対策が必要になります。
従って親に対しては「ほどよい恐怖」を感じるのがよいのですが、恐怖は理屈の上で感じるのではなく、半ば自動的に恐怖を感じるサイクルが出来上がっていると考えられます。恐怖は感じないようにすればするほど強調されて襲ってくるものです。
親に対する恐怖のサイクルの原因としては、一つには親に対する「引け目」がありそうです。看病してもらったり資金面の援助を受けると、どうしても親に対して引け目を感じてしまいますし、ひどく怒られた経験があるとトラウマとなって恐怖感に発展していきます。
先ずは具体的に、親のどういう要素に対して怖いのか冷静に分析してみましょう。意外と他愛もない事に対して怖がっているだけかも知れません。一方で逆に、親の可愛らしい面や至らない面、ちょっとした失敗などに着目すると気持ちが楽になるものです。
そして親はいずれ年老いて子の世話になることでしょう。親は子であるあなたに対し、何を期待しどのようになって欲しいのでしょうか。親の立場になって考えてみると、子である自分の存在が想像していたより大きいことに気付くものです。
その上で、ご両親とよく話し合われる事をお勧めします。その際にはご両親に感謝の気持ちを具体的に表わしましょう。間違いなく気持ちが楽になるはずです。またその機会に「怖さ」を常々感じていることを打ち明けると、あなたに対する態度も和らぐのではないでしょうか。
ところで動悸や冷や汗、倦怠感といった症状があることから、栄養バランスの乱れや低体温があるのかも知れません。結婚後の二人暮らしで、食事やお風呂などの日常生活がおろそかになっていないでしょうか。このQ&Aやコラムを参照しながら、生活改善にも取り組んでください。
回答専門家
- 吉野 真人
- (東京都 / 医師)
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