対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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子どもの学資保険の終了後、郵便局の担当者から、毎月ほぼ同じ支払金額の『新フリープラン』(普通養老保険)を薦められて、加入しようか迷っています。
契約者は母親の自分、被保険者は18歳の息子、基本保険金額300万円、満期保険金300万円+契約者配当金(今はほとんどナシだそうです)、災害特約150円、無配当疾病傷害入院特約810円、1ヵ月17,760円。
33歳満期で月払払込保険料総額3,196,800円です。
私自身の養老保険はかなり以前に加入しています。『新フリープラン』は途中で契約者、受取人を子どもに変更することも可能と言われました。子どもが成人したら、契約者、受取人を子どもに変更して自分が払い続けてもいいかなと思っています。
子ども名義のものを何かひとつ残したいと思っています。
迷っているのは、元本割れをするのに加入する意味があるかどうかです。
それとも自分自身のがん保険に加入した方が賢明でしょうか。
最近の養老保険というのは、元本割れが普通なのでしょうか。
アドバイスをお願いいたします。
イーコさん ( 東京都 / 女性 / 44歳 )
回答:5件
保険に何を求めるか、気になります。
イーコさんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
今の時期、養老保険で貯蓄を求ようとすると、なかなか思うようなものが見つからないようです。払い込んだ保険料より戻ってくる金額が多ければよいというのであれば、他にも方法があるように思います。
ご相談の保険は、誰のための保険かというのがなんとも悩ましいところです。
子どもさんのためなのでしょうか。それとも、イーコさんのためなのでしょうか。入院保障を大事にしたいのでしょうか、それとも貯蓄性を大事にしたいのでしょうか。
どちらに転んでもよいような設計になっているのかもしれませんが、そこのところがあいまいになっていると、子どもさんが大きくなって子どもさんご自身が入る保険と保障が重なってしまうといったことになるかもしれません。
保険は、損得勘定だけでなく、保険に何を求めるかも考えておくとお気持ちに合いやすいようです。
気になることがございましたらお聞かせください。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
保険は保障を準備するものです。
はじめまして、イーコさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
保険商品というのは、殆どが契約の時に約束した予定利率と言うもので計算されて保険料が安くなったり積立された資産を運用したりします。
現在のような不景気の時には、一般の銀行なども同じように金利は低くなっています。
こういった時に、保険商品で資産を運用しようとすると低金利の固定商品で運用する事と同じ事です。
ただ保険は運用する目的ではなく、万が一の時の資金の準備の為に加入するものです。
お子様に保険で万が一の時の準備をする必要があるとすれば生命保険や養老保険ではなく医療保険などではないでしょうか。
また学資保険も養老保険の1つです。
イーコさんご自身の不安材料もあるようでしたら、そちらも検討された方が良いでしょうね。
ただ再三言いますが、保険は万が一や何か合ったときの為の資金の準備です。
ある程度の余裕資金があれば、あれもこれも保険に加入する必要はないと思います。
それよりも蓄えとして貯蓄や運用に回されても良いのではないでしょうか。
大関 浩伸
保険アドバイザー
1
養老保険の価値について
イーコさん、こんにちは。実務に強いFPの大関と申します。
郵便局の営業担当となれば、イーコさんの背景や優先順位などに関係ない
単なる「商品セールス」に過ぎません。
100%戻ってくるからいい、元本割れするからよくないという視点のほかに
>満期保険金の使途を考えているかどうか<
が重要です。
逆に、満期保険金の使途が明確でないならば、養老保険はオススメできません。
さらに、満期後に継続するのであれば、条件は悪化していきます。
契約者を変更して、契約自体を将来的に維持する(子供名義として残す)
のなら保障額を抑えた「終身保険」の方を優先すべきと思われます。
下記コラムをご参照下さい。
↓↓↓
(養老保険)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/33643
(生命保険の検討に必要な絶対的3ヵ条とは?)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/22616
(保険での貯蓄はナンセンス?)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/28738
(100%給付金を受取るためには)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/15505
以上、参考にして戴けたら幸いです。
ファイナンシャルプランナー
2
養老保険とは?
イーコさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
養老保険とは生死混合保険といって、その期間中になくなれば死亡保険金がでますが何ごともなく満期を迎えた場合もその金額がもらえるという保険です。
たとえば1カ月しか払っていなくても万が一の場合は300万円がもらえるわけですから、保険料の一部はその為の死亡保険料として払い、残りが貯蓄に回るという商品です。
否、残り全部ではなく、事業経費にあたる部分もさし行かれた残りですね。
定額貯金の金利が5.5%とかあったのをご存じでしょう。
あの頃の養老保険でしたら、国債の金利も高く、保険の予定利率も高かったので経費を差し引いても預貯金以上の利回りでした。
しかし今は経費も合わせて払う分、元本割れとなります。
またお子さんに死亡保険は必要でしょうか?
そうでなければ、単に貯金したほうがいいでしょう。
医療保障があったほうが良ければ、医療保険や共済がお勧めです。
またちょっとお考えになっているご自身のがん保険には入っておいたほうがいいと思いますよ。
がんの場合は健康保険がきかない治療や、健康保険がきいても高額となります。
老後の備えの一つとして加入をお勧めします。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
1
おすすめできません!
イーコ 様
ご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いBYSプランニングの釜口です。
よろしくお願いいたします。
迷っているのは、元本割れをするのに加入する意味があるかどうかです。
⇒加入目的は何のためなのですか?
1.貯蓄目的?
2.それとも、保障を買いたいのか?
もし1が目的ならば、この保険は加入する意味は全くありません。
15年間の運用期間があって、元本割れです。
お金を「どぶ」にすてているようなものです。
また、2が目的でしたら、あえてこの保険に加入する意味はありません。
18歳から33歳までの入院確率を考えれば、かんぽ生命に儲けさせるだけです。
もし医療保障に加入されるのであれば、終身医療保険をご選択下さい。
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
(現在のポイント:-pt)
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